ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス 異色のファンタジー映画の舞台裏
- DU BOOKS (2018年3月23日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866470306
作品紹介・あらすじ
初回限定生産 2,000部。
公開10周年を記念、邦訳版、発売決定!
第79回アカデミー賞にて、撮影賞・美術賞・メイクアップ賞を受賞した、ギレルモ・デル・トロ監督の出世作であり、デル・トロファンの間では1番の人気作でもある『パンズ・ラビリンス』。
その膨大な資料や制作話を公開。
ダグ・ジョーンズがパンになるまでの特殊メイクの過程で撮影された写真や、数々の絵コンテ、クリーチャー制作過程を写真つきで紹介するなど、充実の1冊です。
まえがき:ギレルモ・デル・トロ
感想・レビュー・書評
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豊富な映画シーン、メイキング、絵コンテ、スケッチ、、、
これだけでも十分なのに、それに加えてインタビューや制作過程などの文章が詳細で、しかも含蓄があり、かなり読みごたえがあります
ギレルモ監督自身による序文で、はやくも感涙
「あの頃スペインでは目につかぬところで弾圧が横行していた。(略)抵抗する者達は勝てなかった。(略)道端で撃たれた名もない男たちのすべてが、変化と自由への時代を切り開いた。
同じように、オフェリアも世界にわずかな変化をもたらすためにすべてを捧げた。赤ん坊が父の影に怯えずに生き、枯れた木が可憐な花をつける。そういう変化をもたらすために。こうした変化はささやかかもしれないが、決して些細なものではない。(略)
戦う価値があるのは、他の誰もが放棄した戦いであり、語らねばならない物語は、きみが語らなければ、他の誰も語らない物語だ。」詳細をみるコメント0件をすべて表示
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