ペンギンうらない

著者 : 坂崎千春

• 文響社 (2018年8月10日発売)

作品紹介・あらすじ

まよったとき、なやんだときの大ヒント！

Suicaのペンギン、チーバくん、カクカクシカジカほか、大人気キャラクター作家によるペンギンイラスト満載のビブリオマンシー。
ビブリオマンシーの起源は、聖書とされ、ひらいたページのなかの言葉を、ご神託として受け取るというものだったようです。
ペンギンが占うこの本は、気軽に試せる「ヒント本」です。
心のなかに浮かんだ問いを、風にきくように、楽しく使ってみてください。

感想・レビュー・書評

[ゆうこさんの感想 · 2021年12月5日]

思わず「ずるいやん!」と思ってしまったぐらい、かわいいです。
黒色、銀色、金色が主に使われていて、たまに赤色も使われています。
シンプルな色使いと形がペンギンの表情やしぐさを際立てます。

1知りたいことを頭に浮かべて 2パッと本を開くと 3そこにこたえが書いてある(たぶん)
と書いてあったので子どものことを思って開くと「宝物」と書いているページでした。

148.9

[booklikefishさんの感想 · 2019年6月14日]

■ 開いたページに答えがある(たぶん) ■
ーギフトやインテリアにもー

作者はイラストレーターの坂崎千春さん。チーバくんやカクカクシカジカ、Suicaのペンギンなどお馴染みのキャラクターをデザインした方です。

本書は「ビブリオマンシー(書物占い)＊1」という形式で、絵本や物語とは異なります。見開き左ページにイラスト、右ページに一言が書かれています。無作為にパッと開いたページのイラスト・言葉に癒されたり、ヒントとして受け取ったり、使いかたは自分次第。私はちょっとした気分転換や、遊びにきた友人との話題作りによく使います。

一流のイラストレーターによる洗練された「かわいい」は、どのページも絶品。装丁も程よくキチンとしていて、サイズも小ぶりでキュート。プチギフトやインテリアにも最適かとおもいます。

＊1 ビブリオマンシーは本来、聖書や詩集などをぱっと開き、偶然見出したページの言葉を「啓示」として受けとるという占いの一種。本書はそこまで硬いものではなく、日々のちょっとした気分転換に使える「ヒント本」。

[森ひろのさんの感想 · 2022年10月5日]

大好きなさかざきちはるさんのSuicaペンギン！
ちょっときっかけが欲しい時、子供と何気ない時に開いて、どゆこと！？と深読みするのが面白いです(笑)

大きさも厚さも邪魔にならない。
プレゼントにも最適です♡

[castagnaさんの感想 · 2019年7月29日]

ビブリオマンシー
開いたページの言葉がご神託

著者プロフィール

絵・坂崎千春／千葉県生まれ。絵本作家・イラストレーター。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。ステーショナリーメーカー制作室のデザイナーを経て、1998年よりフリーのイラストレーター・絵本作家として活動を始める。2001年、JR東日本のICカード「Suicaのペンギン」のキャラクターデザインをきっかけに、さまざまな企業や団体のキャラクター制作を手がける。また、絵本作家として40冊を超える作品を出版。エッセイの執筆、単行本や雑誌の装画、挿絵なども数多く手がける。

「2022年 『深谷式 中学生 漢字学習ノート 2級』 で使われていた紹介文から引用しています。」