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- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866571133
感想・レビュー・書評
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⭐️4.0
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出会いが最悪だった二人。原因は結生の嘘のせいだったけれど、この結生の嘘に至るまでの心理が刺さる。同性愛という壁を乗り越えて恋人を得るのは、まだカミングアウトをしていない結生には難しく、その辺の葛藤がなんとも切ない。そんなとき最悪の出会いだった氷山との再会。仕事とアニパーで重ねられていく二人の会話は楽しくドキドキする反面、結生の寂しさが見え隠れしていて物哀しさも味わうというアンビバレンス。好きだな…。後半の、氷山の父親との関わりを通して語られる死生観は、これからの二人の人生を繋いでいくよすが。素敵なお話でした。
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ボリュームのある本だけど一気に読めました。他のシリーズは積んでいるだけど、これはうっかり読んだけどこれだけでも大丈夫。
ゲイであることのリアルな悩みを抱えた結生。私はゲームはしないけど、それでもまあちゃんとわかる、アバターでの出会い。
ゲームのキャラデザして誕生してくるキャラの設定も細かくて、どんな子が生まれてくるのかも読んでて楽しかった。
氷山もなかなか独占欲の塊で束縛して、でもそれを受け入れてるユキも、自分たちでバカップルと言いつつ楽しんでるんでしょうね。
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