コヨーテ III (ダリアコミックス)

著者 :
  • フロンティアワークス
4.39
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本棚登録 : 437
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866573120

作品紹介・あらすじ

「リリー愛してる… 愛しているよ」

「お前に残された選択肢は『一生監禁』か『死』だ」
〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテは、
想いを寄せはじめたマレーネが、人狼と敵対しているマフィアの後継者だと知ってしまう。
裏切られたと絶望し、彼を拒絶するコヨーテ。
しかしマレーネは、一目会おうと単独で人狼の住処に乗り込んで来る。
彼を信じたい気持ちと、種族の狭間で揺れるコヨーテだが――。

感想・レビュー・書評

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  • よかった!2人がちゃんと話し合えてよかった!ほっとした〜あーもう大丈夫だなと思えてよかった。
    しかし過去を見ても結局のところ祖父も孫も人狼に魅せられちゃったんだろうな〜と思うと爺孫似たもの同士だな。跡継ぎにしたいのもわかる。

  • 和解できて良かったー!!明日をも知れない環境で愛を確かめ合うってロマンだなぁ…。
    気になる点といえば、変身するときの服の有無は、物理的に正確であってほしい…
    キャラがみんな個性的で魅力的。抗争も見応えあるし。はやく続きが読みたい!

  • BLコミックス「コヨーテIII」の感想記事へのリンクです。
    https://yuri-hyky-dia-issho.blog.ss-blog.jp/2020-03-01

  • 良かったねと思う反面、なんでそこまでするんだろうという気持ちが上回ってヨシュに感情移入できないんだよなぁ。

  • 今回も作画のクオリティが素晴らしかったです。冒頭のカラーページで物語にぐっと引き込まれてしまいました。月を見上げるマレーネことヨシュの姿がとても印象的です。お話の中で見上げるマレーネの姿が何度か登場するのですが、彼の強い意志と決意の象徴にも感じました。

    前回、もう二人の仲は絶望的なんじゃないかと思ってしまうくらいの事実が明るみになって心配させられたけど、マレーネのコヨーテに対するゆるぎない想いに胸が熱くなりました。自ら炎の中に身を投じるような危険を冒してでも、コヨーテに会いたいと切望するマレーネです。
    ヴァラヴォルフの本拠地へたったひとりで乗り込むことで、自分の命を捧げ、コヨーテへの偽りのない愛を伝えようとするなんて。
    …惚れるわ。

    愛憎の間で揺れに揺れまくるコヨーテは、やっぱりなんだかんだ言いながらも、まだ彼のことすごく愛してるのが伝わってきました。
    危険を冒してマレーネの元へ忍んでくるコヨーテが!狼の姿で現れた時には萌えまくりました。複雑な心境が見え隠れしていて…!
    そんなコヨーテに全てを告白して懺悔するマレーネに胸アツになっちゃいました。勇気が無くてずっと自分のことを隠していたのは、やっぱりコヨーテにしてみれば傷ついたに違いないだろうけど、こうして真摯にさらけ出されたら許すよね…
    2人でなんとかしようって、気持ちが一つになったシーンがほんとに良かったです。
    二人の愛が止まらないベッドシーンがエロ過ぎだったんだけど、つかの間の幸せというのが切なくて、激萌えでした。

    そして、マレーネが自分たちが街を出て幸せになることでは何も解決しないという現実に気づき、マフィアと人狼の闘争を終結させるという目的を見出したのが今回の山場でした。
    殺されるか二度と戻れないと思ってたマレーネが、人質交換という鉄板技で案外あっさり生き延びてくれて、拍子抜けもありつつ安堵しました(笑)
    逃亡するかと予想してたんだけど、まあぞれだと人狼側にもマフィアにも遺恨が残りますよね。いい展開でしたよね。
    まだまだ、これから苦難の道のりが続きそうな二人ですが幸せになることを願って見守りたいです!

  • 続くよ、まだ終わらない。
    マレーネがどうなるかと思ってたけど、リリーしか見えてない。でもそう思われるけど、しっかり考えがあっての行動。お互い分かり合えるといいのにね。

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著者プロフィール

座裏屋蘭丸(ざりや らんまる) 
漫画家。BL小説を中心に描いている。『PET契約』で単行本デビュー。『canna』で『シャングリラの鳥』、『ダリア』で『コヨーテ』を連載中。

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