改訂新版 書く技術・伝える技術 (スーパーラーニング)

著者 :
  • あさ出版
3.70
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本棚登録 : 885
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866671482

作品紹介・あらすじ

読み手に負担をかけないビジネス文章を書く能力の習得を助けるための本。
ここでいう「読み手に負担をかけない」とは、次の3点を指す。
・読み手になるべく文章を読ませずに、それでいて必要な情報を伝達できる
・内容を一読で理解してもらえる
・重要な内容を記憶に残せる
また、「ビジネス文書」とは、ビジネスの世界で読み書きされるすべての文章を意味する。
基礎編⇒理論編⇒実践編と順を追って説明する構成。

感想・レビュー・書評

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  • 非常に実務的で示唆に富む。等位接続助詞のくだりは、激しく同意。

  • 文章はある程度書けると思ってたけど、改めて勉強。
    個人的に良かった所をまとめ。

    ①要約分は具体的に
    ②情報を並列させるときは意味のある順番に
    ③ひとつの文にはひとつのポイントだけ
    ④冗長表現をできるだけ排除する

    ①「以下に」にとかは使わず、より具体的な言葉を使う。

    ②重要度、時系列など

    ③並列としての「〜て」、「〜り」、「〜し」、「〜が」(これは特に)、などは使わない。

    ④特に「〜だと思う」などの文末表現。

    最近マコなり社長がおすすめしてた本買いこんだ。
    この本もその一冊!

    ※過去のTwitter投稿
    https://twitter.com/hiyanger/status/1279992122083438593

  • 人間が短期的に覚えられる数は、7 ± 2

  • 体系的にまとめられているが、文章が苦手なひとが入門書にするには、情報が詰め込みすぎ&説明の文章が判りにくく少々苦行かも。
    かなり斜め読みで終わらせてしまった。

  • 文章の書き方は経験ではなく学習で身につける、という考えが意外だった。
    一読して理解できる文章は相手に負担をかけない。
    だから、仕事の生産性が上がる。
    情報伝達の責任は書き手側にあることを念頭に置き、読み手のメンタルモデルに配慮した読ませない文章を書くことが重要。

  • 悪文書きまくりの私に上司が貸してくれた。難しくて読むのかなり辛かった(嫌々2回読んだ)けど間違いなく役に立つ内容だった。以下忘れたくないところメモ。

    ・文章の冒頭ではその文章で伝えたい重要な情報(結果や結論)をまとめた要約(総論)を書きその後に総論で述べた事をその順番で個別で詳細説明(各論)していく。
    ・読み手のメンタルモデル(これはこういうことだろうという予想)通りに文章が展開していけば読み手は情報を高速で処理出来る。
    ・パラグラフの冒頭には要約文(その文を読んだだけでそのパラグラフのポイントが理解できるほど具体的な文)を書く。
    ・既知の情報から未知の情報へ展開する。文頭には既に述べた情報を書く。知らない情報をいきなり文頭に置くと読み手が混乱する。


  • 「相手のメンタルモデルを意識する事で伝わり方が10倍違う!」

    メンタルモデルとは「人が頭の中に作る自分なりの理解の世界」

    理解しやすい文書、伝わる話し方をするには、読み手や聞き手にメンタルモデルを作らせ、そのモデルを壊さぬ様に文章、話を展開しなければいけない。

    人はある情報が入ってくると、その情報を自分なりに消化しようとします。その為に「これはこういう事だろう」と心の中に自分なりの世界を作ります。これがメンタルモデルです。

    読み手、聞き手の理解深めるには「予測通りに文章、話を展開する事が大切」予測通りだとメンタルモデルが作りやすい。

    メンタルモデルの概念を知れるだけでも必読の書です!



  • Audibleで。
    序盤の「〜です。なぜなら〜」という文章が頻出して気になった。報告書なら良いのだけど。
    道順の教え方はそうだよなぁと納得。
    ビジネス文書はまず総論、そして各論。各論にもそれぞれ総論を設ける。
    最初の設計が大切。あとはパターン化。だんだんパズルみたいになってきますね。

  • 非常に実務的で示唆に富む。等位接続助詞のくだりは、激しく同意。(本間)

  • 私は相手に「伝わる」文章を今まで書けていただろうか。サラリーマンとして、もっと早くこの本を読んでおきたかった。
    そして「伝わる」をテーマにしてるだけあって、めちゃくちゃわかりやすい。ビジネスの現場で文書を書くうえでの正しい知識が得られる、信頼度100%の本。

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著者プロフィール

1961年生まれ。東京大学工学部卒業。NECにて、18年間LSIの設計に従事するかたわら、ライティングやプレゼンテーションの指導を始める。2005年に有限会社ロジカルスキル研究所を設立。現在、企業研修として、日本語および英語のライティングや論理的思考法、ディベート、プレゼンテーションなどを指導している。『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』『論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」』(講談社ブルーバックス)、『書く技術・伝える技術』(あさ出版)など著書多数。

「2015年 『論理が伝わる 世界標準の「議論の技術」 Win-Winへと導く5つの技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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