- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866671826
作品紹介・あらすじ
心を軽くし、人生を好転させる片づけ方を指南。多くの人が陥っている、「片づけなければ」という心の縛りをほどいてくれるメソッドや心の悩みの改善策を提示。
感想・レビュー・書評
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勉強などができる言語性知能と
優先順位を組み立てたり、パズルを組み合わせるなどの、動作性知能この二つのバランスが取れてないといけない。っていう話!!
だからか!!!!
やたら頭いい大学の学生がら仕事ができるかと思えばそういうわけじゃないっていう事実!!!!!勉強はできるけど、咄嗟の判断だったり、優先順位がつけられないがために、仕事ができない!!!!
これ!結構いるいる!!!!!
だから、多少頭悪くても動作性知能と、言語性知能のバランスがいい人は、仕事をうまくこなすし回せるのね!!!!!!
これは、片付けに限らないかも。
と、めちゃくちゃ腑に落ちた一冊でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ことごとく「これ私のことだよね?」と思わされた果てに広がる、ダイナミックな美しい世界に圧倒された。
片付けに効きそうなだけでなく、心まで癒されたかも。 -
2024/03/06読了
仕事の書類を山積みにする、部屋の片付けが進まず1日が終わる…どれもこれも、あるあるー!と共感の嵐でした。
筆者の成長過程と自分に共通点が多く、特に親からの言動で自信なくす&やる気削がれるのは本当にそのまんまかも。
高尚な目標でなく、下世話な目標を立てた方が片付くらしいので、今日からチャレンジしてみようと思います。 -
ときめく片付けにピンと来なかった、断捨離本を読んでも結局できなかった自分でも、片付けが進めそう。心理カウンセラーの著作。
断捨離の中身を分解して解説している印象。
●片付けの利点は部屋がきれいになるだけでなく「しなくては」(でもできてない)のスリップダメージから解放される、物に紐づいた嫌な記憶を整理できる、自分へのダメ出しがなくなる点。片付けできてない常に続く緊張感から解放されて平時は脳が休まっている=チャンスに気づける、チャンスをつかめる点!
●物と結びついた『記憶の条件づけ』から解放されて未来の選択肢が増える!
・口癖を「片付けが好き」に変えてみる
・頭の中にいる他人からの嫉妬を「ひとは私に対して無関心」と唱えて受け流す(人間の脳は注意を向けた相手とネットワークでつながる説…頭の中の他人像のことかな?)
・片付けなければ、という思い込をやめてみる(やるべきことが頭の中に溢れていて動けなくなるから)片付けなければを止める、と唱えてみる。
・無意識状態で着手する(寝起きなど)
・自分の為ではなく異性のために(下心がいい!)
・不快を察知するレーダーをオフにする
(不快を察知しまくると脳が疲れる→なにかする気力体力が失われる)他人を気にしない自分を育てていくことにも◎!
・人は「目の前にないものを見る」ということで、簡単に催眠状態に入れる=想像で目の前にないことを考えたらチャンスと思って『片付けする自分』を想像する
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片付けのノウハウ本ではなく、心理面からのテクニックがおもしろかった!
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へぇ〜、ホンマかいな、
という感じで読んでました。
ここで催眠にかかるくらいだといいんだけど。
でも、「自分に嫉妬するように行動する」
というのは、良い考えだなと思いました。
実践していこうと思います。 -
「片付け」と「嫉妬」のつながりがイマイチ分からなかった。だが、片付けることによって過去の記憶が整理され、未来につながるという点は共感できた。
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自分にダメ出しをするとスイッチが入って、強迫性パーソナリティー障害等の遺伝子の特徴が濃くなる。→自己を尊敬すると消える。
記憶は劣化して美化される。物が残ると記憶は劣化されない。美化されない。
常態化した緊張は、いざという時にパワーを失う。
常態化したダメ出しも、頭の中がネガループに陥って疲弊する。
それを止めれば頭も体も自然に動く(片付く)。
目の前にないものを見ている時、「催眠状態で片付ける自分」と唱える。
下手な顕在意識が余計なコストとなって本来の能力発揮を阻害するという構図は、考えてみれば片付けに限った話ではなく、仕事やスポーツにも通じるところがあるように感じました。
筆者が頻繁に言及する「嫉妬」についても少々理解できた気がします。 -
家は片付いているけど、何かを整理しようとするとき、凝りすぎて結局進まない、というジレンマがあった。こんまりも読んだ。断捨離本も読んだ。でもこれを読んで、脳内のアンバランスという指摘に思い当たるところあり。やりたいこと、やらなければならないこと、これをする前にあれもしないと・・・など細部が気になり、いろいろな考えやアイデアが巡って完璧を目指すと手も足も出ない。それが常に頭の中を占めて落ち着かない、緊張状態にある・・・これかも。
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「現代の科学では、その存在を確認することも、そのスピードを測ることもできません」と言う脳のネットワークについて随所に書かれています。全体的に根拠が乏しい印象があり、説得力を感じません。
とは言え、嫉妬というものは弱者に向けられると言うとは面白い見方だと思いました。芸能人などがスキャンダルをきっかけに叩かれるのも、そんなスキャンダルを起こすと言うことが自分より弱者認定するきっかけになり、とたんに嫉妬が炎上という形で現れると。
また、「ものがあればあるほど過去の記憶に引き戻される」「ものが捨てられない人には記憶力に自信がない」という特徴があるなど、なるほどと思う点もいくつかありました。
これを読んだからと言って「よし片付けよう!」とは残念ながらなりませんでした。