スマホ脳の処方箋

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 213
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866673868

作品紹介・あらすじ

リモート生活が3年目をむかえ、ここにきて働き盛りの方々をふくめて体調不良をうったえる外来が増えているという。その原因はズバリ、スマホ。認知症に似た症状であるが、「脳疲労(脳過労)」によるもの。その原因は「脳内エネルギー」の枯渇によるもの。
一昨年『スマホ脳』がベストセラーとなり、スマホと脳との関係が話題になった。しかし、その数年前から、著者はスマホと脳との関係を医学的見地から注目していた。最近ではもの忘れはもちろん、「うつ」リスクが3倍になることを指摘している。慢性化したコロナ禍状況もすぐには改善されないことから心理不安は長期することも予想され、ますますスマホ依存が高まりそうです。とくに、性別を問わず、働き盛りの年代の来院もふえている。
スマホはビジネスでは手放せないものとなり、もはや、「いかにスマホと上手に付き合うか」という時代に入ったといえる。本書では、普段の日常生活における、無理のない上手な付き合い方を「もの忘れ外来」「認知症・鬱」の専門家が解説する。またうつは認知症に移行する可能性が大きいことも紹介するとともに、うつがいかに健康を害するリスクが高いこともお伝えする。

感想・レビュー・書評

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  • 処方箋というには、その効果は弱いのでは⁉︎
    スマホだけに要因を囚われすぎて、少し違和感を感じてます。ただDMNは色々と聞いているので、参考にします。

    特に距離感が個人的なキモだと思うので、ここに対して突っ込んだ内容が欲しかったです。

  • オーディブルで聴きました。

    スマホ脳の本が好きで今回はこちらも読むことにしました。

    スマホは便利だけど様々な悪影響もある。
    スマホ認知症についてもとりあげられていた。

    ボーッとする時間の大切さもあったけど、たしかに近くにスマホがあるとボーッとすることは少ないなと感じた。冒頭のスマホ依存チェックも良かった。

    スマホとの付き合い方、あらためて考えさせられる本でした。

  • 休日に20分くらい外に出て陽の光を浴びてのんびり散歩をするくらいの心の余裕を持って生きていきたいね。

  • スマホを止める方法も教えて欲しかった

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00563943

  • スマホとは節度を持って付き合うべし。何事も程々にしてゆったりした時間を持とう。

  • スマホの依存性は日本人の元々持つ気質と結びつきやすいという記述に納得がいった。人の目を気にして生きる人が多い日本でスマホは危険物になりうり、実際にSNSによるものだと推測される自殺も目にするようになった。
    一週間ほど前にアメリカへの留学からかえってきたが日本に帰ってきて電車やバスでのスマホ使用率が高く見えた(いっていた都市にもよると思うが)また、ビーチでダラダラする、公園で絵を描いたり読書する人々を多くみたが、日本の気候や忙しさ、寛容のなさのなかでそれなりの時間をそこに割くという考えに至らないと思った。来年から社会人になるがそれまでにデジタル機器との付き合い方を考えるとともに、どう社会全体でこの事態が深刻になる道を防げるというのか…と気になった。

  • スマホを使いすぎると、情報過多によって脳過労になり、認知症のような症状が起きてしまう。
    スマホは依存性があるが規制されないため、自分で適切にコントロールしないと、依存症になってしまう。

    だらだらスマホや、ながらスマホをやめ、スマホを使う時間を意識的に減らしていくのが大事。
    意図的にぼんやりする時間を持って、デフォルトモードネットワークを機能させて脳を休ませるのがよい。
    スマホや外界からの刺激に反応すると、デフォルトネットワークは機能を停止してしまうので、散歩、瞑想、皿洗いなど、一定のリズムを持つリズム運動をすることでぼんやりできる。

  • スマホは便利だけどそのせいで脳が常に活性化されて脳過労の状態にある。
    ぼんやりする時間でデフォルトモードネットワークを活性化させる必要がある。

  • 正確に書くと星3.3。
    ページ数も少なく、その分情報も他のものに比べると少なかったように思えた。本を読み慣れていない人や手軽に読みたい人にはぴったりだと思う。脳神経外科の先生だったらしく、医者としての意見が多かったように思えた。

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著者プロフィール

奥村メモリークリニック院長

「2021年 『認知症にならない!させない!世界の実証メソッドを網羅!脳の名医が教える最高の脳活大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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