- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866750941
感想・レビュー・書評
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旅が好きで、旅作品をいろいろ探していてヒットした作品。
タイトル通り、女性漫画家が「旅」をテーマにマンガエッセイに挑む企画。
オムニバスになっていて、15人の作家がそれぞれの視点で「旅」を料理する。
まぁ基本、マンガ家はインドアであり、出不精なものです(偏見)。
そんな中、テーマを与えられ、ツアーに申し込む人、海外へ旅行する人、近所の散歩を旅と言い張る人、好きなスポーツの観戦を旅にこじつける人・・・。
旅慣れない人の旅エピソードが多いわけだが、それもまた多種多様。
旅も旅物も不慣れな作家が描いているので、旅あるあるは読者の方で感じ取らねばならないけど。
その土地ならではのものを楽しむスタイルや、ミュージアムやスタジアムなどそこにある施設を楽しむスタイル。
同じようでいて、全然違うのよね。
オムニバスという事で、いろんな旅のスタンスまで楽しめるしようとなっていたのが印象的な一冊だった。
女性漫画家という部分もあろうとは思うが、自画像・自分キャラを適当に描く文化は読みにくく思ったが、まぁ仕方のない部分か。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ディープな旅もあって行きたいところリストに追加しました。
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海外旅行から近所の散歩まで、15人の女性漫画家による旅をテーマにしたコミックエッセイ。
行き先も目的もバラバラなのでバラエティに富んでいる。
「旅とは非日常の体験ツールであり、円を描くようにスタートとゴールが同じ地点にある」という言葉が出てきてなるほどな、となった。
そう思えば海外も国内も近場でも「旅」になるだろう。
冬のオオオニバスの姿が衝撃的だった。
植物園などをメインにした旅も面白そうだ。