ワーママはるのライフシフト習慣術

著者 :
  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866801254

作品紹介・あらすじ

プライベートも、仕事も、夫婦関係も充実させるためのライフシフト術。

勝間和代、ちきりんに続く、ワーママ界の新カリスマが徹底伝授!
家庭もキャリアも賢くしたたかに楽しく続ける
人生が変わる習慣術、大公開!

感想・レビュー・書評

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  • この本では、
    はるさんが考える子育てについての部分に釘付けでした。

    子育て指針として、
    宇宙飛行士選抜基準をとりいれているというのは斬新。
    新たな視点でした。

    この基準で必要とされるのは、
    ・コミュニケーション
    ・チームワーク
    ・リーダーシップ 
    ・フォロワーシップ(補佐力)

    フォロワーシップという言葉は初めて知りました···
    機転の力が試されそうな感じ。

    宇宙飛行士選抜基準には細々書いてるけど、
    はるさんはあまり難しく考えずに、やれそうな部分を家庭で取り入れているとのこと。

    子育てに関する情報って、
    めちゃめちゃあふれてるし、
    育児書読み続けてると、たまに筆者によって真逆な意見を述べてる本に出くわしたり。

    あふれる情報にブクブク溺れないように、
    目指す方向を決めておく。
    見落としがちな重要項目として、アタマにメモ。

    もひとつ。
    年齢があがれば必ず習得できるものに力を入れるよりも、
    20歳になってもできない項目を幼児期に行うことがホントの差別化よね!
    という内容の部分。
    例えば電車遊びを通して都道府県や県庁所在地を覚えることで、
    日本を知り、理解し、そして人に説明できるようになる。

    いずれ覚えるひらがなカタカナを、幼児教育で早期に頑張って一生懸命覚えさせるよりも、
    他人とひと味違う知識や能力を蓄える。

    幼児教育に興味ある私としては、
    何をやろっかなー♪
    なんてワクワクしながら考えるきっかけとなりました。

  • 前作「やめる時間術」よりも、私の生活や思考に合っていて、すごく読みやすくて参考になった。最近、ずっとアウトプットについて考えていたので、どのような思考でアウトプットすべきなのかがよくわかった。私は読書が好きなので、このブクログでアウトプットした気になっていたが、単なる要約に終わっていたような気がする。自分の体験や思考をからめたアウトプット方法をやってみようと思う。

    インプットがあれば、必ずアウトプット先も合わせてセットして考えておく。
    ・アウトプットルールを決める
    ・情報+自分の体験や思考など具体的に出す
    ・場所を決める(声か、写真か、文字化)
    ・アウトプットのハードルを低くする
    アウトプットはハードルを下げてでも継続する方が大事。自分なりの質の良いインプットとアウトプットルールを決めて、自分という名のフィルターを磨きながら出していくと、おのずとそこに人が集まってきたりするし、また良い情報は長い人生において、財産になる。

    仕組みを作るときに1番大事なのは、何を目的にするか。目的は「なんでやるのか、何を、いつ、どこで、どのように」実行するのかまで詳細に決めておくほどうまくいく。例として…
    何でやるのか…誰にも騙されない1人時間が少ないので、のんびり気の向くままに時間を使って過ごしたい。
    何を出て、勉強や本を読みたい
    いつ…朝5時から1時間
    どこで…リビング
    どのように…コーヒーを飲みながらKindle本を使ってやる

    目的…考え事、思考整理、学び
    目標…朝5時に起きる、読書をする
    目的を見える化しておくと、うまくいかなかった時に修正ができるようになる。例えば、毎朝5時に起きるのは目的達成のための手段である目標。目標なので、達成できなくても他の目標に変更できる。

    行動の質を上げようと思ったら仕事に含まれているアクションを分解することが大事。例えば、社内会議でプレゼンする仕事があったとする。
    ・アイデアを出す
    ・アジェンダを作る
    ・主張を決める
    ・必要なデータを集める
    ・スライド枚数を決める
    ・スライドを作成する
    ・上司のチェック日程を確保する
    このように、具体的なアクションやタスクを細分化して「やめられるもの」や「減らせるもの」そして「代用できるもの」を見つけておく。優先度付ができ、効率化にもつながる。

    家事効率化を実現する仕分け方
    「できる、できない、好き、嫌い」で家事を仕分けする。
    仕組みを変えて、やらないことを決めて、家事満足度を上げる。例えば、ゴミ箱を家中からなくして1カ所にし、ゴミ箱に合わせて人が動く仕組み作りをする。ゴミ出し日も忘れないようにアラームを2回設定する。有料ゴミ袋の買い出しはどこにするか決める。

    自分に聞く「ご機嫌のアクションリスト」を作っておく。リストを作っておくと、いざ不機嫌になった時でなく、不機嫌になりそうな前からアクションを取れる。

    「召使ママ」にならないように、子供の自立を促す。
    ・「1人の人格は」として認める。
    ・子育て指針に「宇宙飛行士選抜基準」がオススメ。

    子育てにおいて親の視点の持ち方は2種類ある。「ヘリコプター型」と「ブルドーザー型」
    ヘリコプター型とは、親としての子育ての視点、解析度が高いタイプ。子供に起きた問題を取り除かない、子供の年齢に合わせて親の介入度を下げていく。一旦子供に考えさせる、親が子供の気持ちを代弁しないタイプ。
    ブルドーザー型は、子供の問題を当事者の目線で見てしまうタイプ。子供の前に降ってきた問題を、子供が解決しやすいものだけを選んで提示したり、そもそも問題を子供の前に並べないようにしている。

    「フロー型」と「ストック型」の収入経路を考える。
    まずはフローでもいいから、やるかやらないかが分かれ目。

  • 元会社員の一般の方が書かれた本ということで、
    すごく身近に感じられたし、
    これから育休を終え仕事を復帰する自身にとって
    参考にしてみようと思う事柄がたくさん掲載されていた。

    あまり意気込みすぎず、
    長期目線で将来の家族の幸せのために
    人生を過ごしていけたらいいなと思った。
    (もちろん、自分のためにも!)

  • はるさん本2冊目。やめる時間術よりも今の自分の知りたいことにマッチしていた。

    好き…

    ただ

    自分はすごく影響を受けやすい依存体質なので、はるさんの言うことなすことついやりたくなってしまう(外注全般、家電、投資)が、世帯収入も能力も大幅に違うってことにAmazonレビューのひとつでふと気付かされはっとしました。身の丈に合わないお金の使い方をしないように気をつけなくては。はるさんがさまざまな経験と知識と思考から得た理論を、別人格の私が表面的に借りてあーだこーだ主張するよりも、まず自分自身の目の前の仕事、ちゃんとしなきゃ。私ははるさんではないのですから。

    出来ることから取り組んでいきたい。
     

  • 今年から仕事、フルタイムで復帰して、余裕がない日々に悩んでいたので読みました。書籍の内容もですが、この著者の聡明な感じに聞かれました。他にもいろいろこのような本を読んでいたので、内容は目新しいものはなかったです。それでも、楽しんで読むことができました。

  • はるさんのボイシーでの内容を、文章化したまとめのような本。様々なライフステージでの役立つエッセンスが盛り込まれている。ライフシフト、変化を起こすための、あらゆる最初の一歩が詰まった一冊。

    結婚する前に、パートナーとまずはこの本の概念を共有するところから始めたい。本当に、はるさんには資産運用面、人間関係面、いろいろとリテラシーをあげていただいている。。

  • 人生は過ごした時間の積み重ねである。

    自分の好き、やりたいは過去の経験から探してみる事。
    モチベーションではなく仕組みをつくる。
    手段と目的、目標を明確にする。

    人生100年の時代に、子育てと仕事の中、どう生きるか。普段の忙しさにかまける事なく、自分の人生について考えてみようと思った。

  • ■どんな本か
    Voicyパーソナリティとしても人気の著者が、人生を主体的に生きるための考え方や戦略を、5つのテーマに分けて紹介する本。
    発行は2021年、2冊目に当たる。

    ■主張・メッセージ
    ライフシフトとは人生の向きを変え、人生に変化を起こすこと。複数の収入経路を作ったり、思考を変えることでライフシフトは起こせる。

    ①仕事
    ・家庭内フリーライド放置するな。
    ・お互いのキャリア、長期目線で。
    ・夫婦は共同経営者である。
    ・全てはトレードオフ。
    ・ワーママ、生産性向上の筋トレ!
    ・ゴールを重視せよ。

    ②人間関係
    ・サードプレイスって大事。
    ・あるべき論に惑わされるな。
    ・夫婦で可処分時間平等に。
    ・良し悪しではなく好き嫌い族。

    ③子育て
    ・召使いママになってはいけない。
    ・18歳になったら子どもを社会に還す。
    ・指針、大事。
    ・罪悪感感じる必要ないことに気づこう。

    ④お金
    ・収支は2人で共有しよう。
    ・自己投資が最大の投資。
    ・共働きは最高のリスクヘッジである。
    ・労働集約型以外の収入経路を持て。
    ・感受性ある時期に思い切り使う機会もまた大事。

    ⑤学び
    ・努力の娯楽化。つまり好きが最強。
    ・やったこといいことに飛びつくな。
    ・インプットしたらアウトプット。
    ・ハシゴではなくジャングルジム型キャリア。
    ・ワーママにモチベはいらない。仕組み重要。

    『人生を主体的に生きる方法』は誰も教えてくれない。だから、行動しよう!

    ■感想
    2022年に1度読んでいたが、再読。内容は初期のVoicyでもお馴染み。でも整理されていて、とてもわかりやすい。

    相変わらずグサグサ刺さる。。。同じワーママだからか、同世代だからか、憧れも年もあるからなのか。好きな思考グセを盗も。

  • 子育てしながら仕事を続けながらなりたい自分に近づくための考えとは、行動とは、など大切なことを考えるきっかけとなりました。ところどころに出てくる太字や質問形式の文章でハッとさせられたり‥自己投資についてのところで、どんな経験も、すぐに仕事やわかりやすい結果に結びつかなくてもいつかどこかのタイミングで自分に返ってくるという所で、現在資格取得の為勉強中の自分には心強く感じました。Netflixを見ながらソファに座って年を取って死んでいくのか‥刺さりました。
    行動あるのみ!ですね。

  • 結婚、出産など人生のイベント時にもう一度読みたくなる内容でした。

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