2024年世界マネーの大転換

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866802411

作品紹介・あらすじ

日本に景気循環の爆走サイクルが到来!2024年は衝撃の年に!米中が没落し、日本への資金シフトが始まる。話題の専門家4名との白熱対談を収録!■嶋中雄二×今井澂 ~エコノミスト・白鴎大学経営学部教授(景気循環論のスペシャリスト)■エミン・ユルマズ×今井澂 ~エコノミスト・為替ストラテジスト(人気YouTuber)■勝池和夫×今井澂 ~インド経済のスペシャリスト  ■渡部清二×今井澂 ~複眼経済塾 代表取締役塾長(株投資のスペシャリスト)

感想・レビュー・書評

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  • 今年は、年初来から日経平均株価が上昇したが、最近では、今日を除いて連日下落していた。




    お金の動きはどうなっていくのか。





    「世界マネーの覇権を握る国はどこか?」では、今回の新冷戦で、「漁夫の利を得るのは日本だ」と著者は述べている。




    そして「人民元が絶対に基軸通貨になれない理由」について、通貨として信用され、世界中どこでも使えることと、決済機能を有していることだと述べている。




    中国共産党の言うことは何が正しいのか、都合が悪くなると統計を止めるなど、中国株にする意欲が全くわいてこない。





    「会社四季報」を投資に活かす「複眼経済塾」の塾頭で、「世界インフレ時代の経済指標」(かんき出版)などの著者、エミン・ユルマズ氏との対談も載っている。





    「衝撃の2024年 レールが敷かれている日本への資金シフトが始まる」では、渡部清二・複眼経済塾代表取締役塾長との対談が載っている。





    コラムで著者はウクライナ戦争について、防衛研究所の専門家10くらいに会って、話を聞いた所、2年や3年では終わらないという予測が大半。




    しかし、著者は、あえて違うことを唱えている。




    2023年の暮れから来春にかけて停戦、あるいは休戦という節目が訪れると予測している。





    つい、日経平均株価が続落するとそこばかり注目してしまうが、もっと長い目で見るとお金の動きはどうなるのか。




    こういう本を読んで知っておくことも必要だな。

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著者プロフィール

国際エコノミスト。マネードクター。1935年東京生まれ。
浦和高校、慶應義塾大学経済学部卒業後、山一證券入社。山一證券経済研究所、山一投資顧問を経て、日本債券信用銀行顧問に転職。「証券から銀行への珍しい転職」として脚光を浴びると、英国との合併会社である日債銀ガートモア会長、日債銀投資顧問専務、慶應義塾大学商学部講師、白鴎大学経営学部教授などを歴任。 証券と銀行の両業務を経験、一貫して、「情報」と「市場の資産運用」をつなげる仕事に携わる。
また、世界で初のヘッジファンドについての書籍を執筆、日本で初めてヘッジファンドを買った人物としても知られる。TBS「サンデーモーニング」、テレビ朝日「サンデープロジェクト」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」などの番組で活躍、自身の名を冠した「今井澂の美女とヤジ馬」は好評を博し長寿番組に。
現在も、講演を年間80回以上行うなど、活発に活動。公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構理事、NPO法人金融知力普及協会理事を務める。


「2016年 『恐慌化する世界で日本が一人勝ちする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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