【小説23巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身2」

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866990019

作品紹介・あらすじ

2020年4月よりTVアニメ第二部放送開始!シリーズ累計300万部突破!(電子書籍を含む)

感想・レビュー・書評

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  • フェルディナンドがほとんど出てこない!でもそれと引き換えに今まで名前しか出てこなかった王族が軒並み大集合してる!
    学園ものの大人の制約に縛られない自由さもあるし、嫁取りをかけたデイッターとか読んでて楽しい。
    学園でたくさん飛んでく光の柱の謎が気になる。それに、図書館のじじ様の正体も気になる。
    嫁取りで決まったハンネローネの行末や、図書館で途中から退場したヒルデブラントの動きが続きでどうなるのか。。。
    あと、神に祈ることで眷属の加護が成人後も増えるなら、今のジルヴェスターはすぐにでも欲しそう。面白くなってきたー!

  • ローゼマイン貴族院3年目の話。

    フェルディナンドがいなくなり、トラブルのスケールがますます大きく。
    王族がどんと表に出てきて、次のステージに上がった感じ。

    恋愛、と呼ぶには微妙なものの、男女関係の話が増え、学年が上がってきた感。

    ひとつだけ、純粋に恋愛と呼べるシーンは意外な展開で、ほほえましかった。

    毎年のことながら、貴族院からの報告書を読む番外編には、笑ってしまう。
    今年は特に、ものごとのエスカレートの度合いが高く、フロレンツィアが目を回すのも納得。

  • 面白かった。
    フェルディナンドの様子から始まったので、
    こりゃアーレンスバッハ編か!と喜んだら、
    ちょっとした近況報告程度だった。
    とうとう貴族院図書館にある王族図書館(というわけでもないが)に突入。
    王子3人と接触することになり、じわじわと王族との関わりが増える。
    ディッター狂国ダンケルフェルガーが暑苦しくそしてめんどくさい。
    良かれと思った善意の迷惑ほど難儀なことはないというのを
    面白おかしく読ませてくれる。
    ダンケルフェルガーの儀式からの貴族院での奉納式と
    嫁取りディッターへ、流れるようにトラブルの連鎖が起きていくのが
    とても面白い。
    ハリーポッターにハマった当時を思い出す。

  • 何のためにそなたに図書館を与えたと思っているのか?とフェルディナンドが泣いちゃうよローゼマイン!

    地下書庫の秘密?王族を巻き込んだ奉納式?嫁取りディッター?話題多すぎ!

    レスティラウトは政変後に他領からの嫁入りが減ってしまって、ダンケルフェルガーの人としか関わらなかったから、あんな不器用な言い方しかできないんだろうなぁ~。いや、俺様ちっくな性格的なものも大分あるかもしれないけど…。

    意見をハッキリキッパリ主張するローゼマインに対して、良いな、より生意気な…!!の方が強かったのだろう。
    けど、奉納舞でモデルとしての美しさに気付いて改めて評価してみたら、引っ込み思案な妹(押さえつけてる自覚ナシ)より対等に話せるし、魔力も成績も優秀だし、ディッター強いし(笑)、あれ、意外と結婚したらやりやすいし領地のためになるし、描きがいがあるし良いんじゃ?
    ってなったんだろうなぁ…。
    側近の方が主のことを理解してる。
    コルネリウスの気障さを見習ったほうがいいよ!(おそらく数年後に本になるはず)(笑)

    でも基本的に文学少女(?)のローゼマインは、乱暴だったりオラオラ無理強いする脳筋の男の人は苦手だから、普通に告白しても伝わらないか断られそうだから、ある意味プレゼン方式告白であってたのかもしれない。

  • これまではアーレンスバッハとローゼマイン、という対立軸が主でしたが、他の大領地たちもローゼマインを手中に収めようと動き始めましたし、王族や中央神殿の動きも気がかりになってきました。

    相変わらず、ディートリンデをはじめとするアーレンスバッハ勢は鬱陶しく、エーレンフェストに順位を抜かされた中・下位の領地の「勘違い」も気に障りますが、ローゼマインの暴走ぶりは健在ですし、彼らの思惑を超える行動で着々と信者を増やしているところは一つの安心材料でしょうか。

  • 王族も交えての奉納式を行うことになる神殿長のローゼマイン。という大イベントもあったけれど、やっぱり嫁取りディッターにつきますね。

    そしてなによりヴィルフリートの手を取るハンネローネ。
    ハンネローネがエーレンフェストにお嫁に来ちゃったら、ローゼマインは喜んで第一夫人の座を譲って、第二夫人のほうが心置きなく図書館に籠もっていられる!と喜んでしまうんだろうな〜と思えてしまう展開ですよね。

  • まず、僕は、ローゼマインが参加したディッター(宝を奪い合う競技)での2つの内容が面白かったと思います。面白かったところを言うと、ハルトムートが作った変な爆発する魔術具などです。もう一つのことは、レスティラウトの大切な盾がローゼマインの魔力で金粉化してレスティラウトがびっくりしていた事です。

  • 「受けて立ちます!私が時期アウブだ。」
    宝物を賭けて自分達が有利な戦いを挑むのは卑怯だと思う。エーレンフェストの努力不足ならともかく、人数に差があるならハンデをつけるか、勝負の方法はエーレンフェストに選ばせるべき。
    ローゼマインとヴィルフリートが睨み合うイラストがかわいい。読み進めながら、ちょくちょく戻って眺めたりしました。

  • 貴族院で行われる奉納式
    魔力を奉納する儀式
    貴族院の研究の一環
    貴族院では大人は関わらないものなのに
    一番関わらないはずの王族が関わり始めて
    大きく話が動き始めます。
    この場面を全く別な視点から描いてくれるのが面白いです
    同じ出来事なのに
    全く別な見方に見える
    当たり前だけど
    見る人が違うってこれだけ見える世界が違うのは面白いし
    どういう思いかなんて
    話したことがなければわからないし
    起きたことだけ見れば
    聖女にしか見えないのも頷いてしまいます
    第二部の頃から行われていた儀式が
    貴族になる前からずっと行っていた儀式が
    この第五部で生きてくるのは
    面白いです

  • ローゼマインの暴走は止まる様子がありませんね。むしろ度合いを増してるような…奉納式も嫁取りディッターも読者としてはおもしろいですが巻き込まれる人たちは大変だろうなぁと思いながら読みました(笑)保護者の頭痛が手にとるようにわかります…。戦闘シーンは楽しいけどハラハラもしました。それとハンネローレとヴィルフリートの組み合わせはかわいくて和みますね。ハルトムートとクラリッサのふたりの暴走具合も好きです(笑)

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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