【小説28巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身7」

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866993805

作品紹介・あらすじ

2022年春TVアニメ第3期放送決定!シリーズ累計500万部突破!(電子書籍を含む)ビブリア・ファンタジー最新刊!

感想・レビュー・書評

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  • 貴族院4年生となったローゼマイン。
    シュバルツたちに頼まれ、〈じじさま〉に魔力供給を始めると、不思議な場所に飛ばされて……。

    くすぶっていた問題に火がつき、一気に燃え上がる。
    やっと話が動き出した、という感じで、おもしろくなってきた。

    メスティオノーラの書にまつわる、フェルディナンドの過去エピソードも、らしくて笑う。

    盛り上がったところで終わってしまい、続きが気になるところ。

  • 面白かった!めちゃめちゃラストに向かって怒涛の流れがきてる感あり。
    貴族院での奉納の後、図書館へ行って、とうとう”じじさま”と会う。
    ここで、メスティオノーラダウンロード、やっぱりフェルディナンド。
    無理に大きくなって、さらにアーレンスバッハとの本物ディッター。
    どんどん大事になっていく、雪だるま感がたまらんねぇ。
    あと5冊、、
    早く読みたくもあり、終わって欲しくもなし、、
    悶えるわ、、

  • 貴族院編かぁ、四年ではなにやらかすのかなぁと思ってたら、なにコレ!?とにかく色々ありすぎる。図書館の本紹介あらすじよんでしまってたけど、それ以上の展開待ってました。ハラハラする。早く続き読みたいです。既刊あと1冊、間もなくあと1冊発売、その後の自分がネット小説に手を出しそうだ…。年寄りの目に厳しいから自制せねば。

  • マイン成長。
    穴あきグルトリスハイト入手
    遂に、アーレンスバッハで事件発生。
    ラストはちかいな。

  • ローゼマインが(文字通り)大きく成長します。
    その間に時間が過ぎ去っていて……というのはある意味では「お約束」なのでしょう。

    彼女が新たに得た知識のおかげでアーレンスバッハの陰謀の一端が垣間見えたように思えた瞬間、フェルディナンドを大きな危機が襲います。
    周囲を巻き込んで救出計画を立てるローゼマインが、次巻ではどのような活躍を見せてくれるのか、すぐにでも続きが手に取りたくなる巻でした。

  • 「ジルヴェスターは勘だけで上手く世間を渡っている」というフェルディナンド評
    確かにそんな傾向ありますよねー

    ボニファティウスも勘が鋭いけど、あっちは野生の勘というか本能に近いようなものか?

    あと、勘だけでなく運も味方してるんだよな
    グリュックリテートの意向か?
    まぁ、それに見合うだけの面白を神様に提供してるのでしょうねぇ


    手紙のゲドゥルリーヒの理由
    ローゼマインは「故郷」という意味を知っているはずなので、普通に答えるか、エーレンフェストの情報を教えてくれればよかった
    逆に、返事がない事が何かあることの証左になるという状況なのね
    ってか、故郷以外にも「愛する人」の意味もあるんですけどねぇ、フェルディナンド様?


    闇グレーティアはベルトラムに当たりがきつい
    でも、正論である
    ミュリエラはふわふわしてる感じなのに、その辺をちゃんと理解してる
    マティアスも理解はしているが、それをちょっと違った方向に解釈してる節がある
    名捧げ必須の子たちで理解していないのは、バルトルトを筆頭にその影響を受けてるカサンドラ
    ラウレンツはベルトラムにもっと言い聞かせるべきなんだよな


    貴族院の4年生が始まったけど
    図書館にオルタンシア様がいない……

    SSでは語られてるけど、本編でこの後に何か追加情報あったっけ?


    同調薬の講義
    ローゼマインの質問、他の人は気まずかっただろうなぁ(汗)
    そして色々な誤解を周囲に与えている
    ヴィルフリートと婚約しているわけだし、まぁ普通なら周囲はそう思うよな

    あと、魔力反発はハンネローレ様との事を言っていて、フェルディナンド様の例を挙げなくてよかった
    ローゼマインもそのくらいの分別はあるようだ


    ところで、エアヴェルミーン様は名前をどうやって認識してるのだろうか?
    マインはメダル登録時の名前だけど、フェルディナンド様は洗礼式前にエーレンフェストに引き取られてるので、メダル登録時の名前というわけでもない?
    クインタは名捧げ石に書かれてあるけど、それも関係してるんだろうか?
    そう言えば、アダルジーザの離宮では生まれてすぐにメダル登録するとかって設定はあった気がする
    となると、最初にメダル登録されたときの名前という事ですかね?


    エックハルトのSS
    「この不思議な巡り合わせには神々の力が働いているのではないかと思うことさえある」
    時かけの事ですね
    ってか、本編では明かされない伏線を所々に張ってるよなぁ

    もしかしたら、何度か織り直されている可能性もあるんだよな
    果たして、この辺の神々の事情についてどこまで明らかになるんでしょうね?


    採寸するトゥーリとの挿絵がグッと来る
    成長したローゼマインを採寸しながら見つめる表情
    二人の立場は変わってしまったけれども、それでも尚関係性を持ち続けたいと願って努力してやっと城にも来られるようになってというね


    元平民のローゼマインがユルゲンシュミットを背負わなければいけない状況が気に入らないと言うジルヴェスター
    言い方は違えど、エルヴィーラと同じ事言ってる
    家族というよりは、自分の選択の結果の責任を感じているのでしょうね
    こういうところが、何だかんだ言ってジルヴェスターを評価できるところですね


    ゲオルギーネ襲来時の行動指針が必要というローゼマイン
    毎年のディッターのせいもあって、周囲からは武闘派に見られているギャップ
    一方、自分は後方支援だと思っていたシャルロッテはアウブを目指すという意識がまだ身についていない
    まぁ、女性アウブというのも珍しいし、これまでの教育方針の変遷もあるので、なかなかね


    即死毒の謎
    魔力持ちは死んだからといってすぐに魔石化するわけじゃないんだけどね
    遺体の魔力器官を取り出したり傷つけたりすると魔石化するはず
    となると、すぐにでも魔石化するくらいに魔力の動きを止めるという特殊な毒なのだろうか?


    本物のディッターにダンケルフェルガーを誘う発想の元はオットーの言葉
    「できるやつを誘導して自主的にやるように仕向ける」というやつ
    まさかそんな昔の言葉が伏線になるとはねぇ?

    あと、毎年戦ってきた相手と共闘というのは胸熱展開だよなー

    そして、一度は言ってみたいセリフ「シュタイフェリーゼより速く」
    この後にヴェルデクラフのお気に入りの言葉になるのもウケる

  • ネットの原作も何度も読んでいるにもかかわらず、
    入手したが最後、一気読みしてしまう。
    読了後は、続きが気になるものの(ネットで何度も読んd(略
    放心状態になるため、2か月以上経って、今頃ようやくレビューとか・・・

    表紙がすべてを物語っています。
    美しくおなりで。

    アーレンスバッハで激務に追われ、
    婚約者のディートリンデは、ワガママに育てられた無知なお姫様。
    とてもじゃないけれど幸せそうに見えないフェルディナンドが気になって仕方ないローゼマインですが、
    ローゼマインがいつぞや命の危機に瀕したときにとっさにルッツへ助けを求めた時のように、
    フェルディナンドの危機がローゼマインの脳裏に突然浮かびます。

    フェルディナンドを救出するため、
    一世一代の大ばくち・・・ではなく、領地の礎を賭けた本物のディッターを仕掛けます。
    もちろん、ディッター狂いのダンケルフェルガーを味方に取り込んで。
    その手腕がさすがとしか言いようがない。
    フェルディナンドの教育のたまものやね。

  • いよいよ一気に物語が急展開!続きが気になります。いつもながらハルトムートが狂信者すぎる。下町の家族のイラストが涙を誘います

  • 表紙はローゼマインのビフォーアフター
    血沸き肉躍る回です、圧倒的不利な状況を
    身内を救いたい一念で領主も大国を動かし
    神話時代をやり直すかの様な秘法を駆使し
    て大攻勢をかけます
    『フェルディナンド様を救うためならば、
    アーレンスバッハも中央も王もエアヴェル
    ミーン様でさえも敵に回しても構わない』
    求愛以外の心境で出た言葉と思えない

  • 大きくなったローゼマインに対する視線に居心地の悪さを感じる中での、ヴィルフリートとフランの言葉…。じんと来ます。ヴィルフリートは空気が読めない困ったくんだけど、ここは本当にいい仕事をしました。
    そしてフランとギルは、神殿入りした最初からローゼマインを見てきたんですよね。二人の言葉や、変わったものをご自分の目で確認してください、の言葉。別れを感じて二重にジーンと来ました。

    そして、ここから王族とアーレンスバッハに対する意趣返しの始まり始まり〜でしょうか。楽しみです。

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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