【小説30巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身9」
- TOブックス (2022年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866995205
作品紹介・あらすじ
シリーズ累計600万部突破!(電子書籍を含む)
2022年4月11日よりTVアニメ第3期放送開始!
感想・レビュー・書評
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面白かった。とうとう戦場はエーレンフェスト。
VSゲルラッハ
VSゲオルギーネ
どっちも面白かった。
山場はヴェローニカvsフロレンツィア、スッキリした。
そして、やっぱりフェルディナンドとローゼマインのコンビが楽しい。
こうでないと!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「本物のディッター」を通して、エーレンフェストをふりまわしてきたアーレンスバッハの黒幕・ゲオルギーネを退けることができました。
ローゼマインにとって、「死」を間近に感じる戦場での時間は後に尾を引くトラウマを残す経験になってしまいましたが、これまでとは異なり、フェルディナンドが隣にいることで読者も安心して彼女の立ち直りを待つことが出来そうです。
このような「ハッピーエンド」な結末を迎えることができたのも、ひとえにディートリンデの無能っぷりによるものだと思うと、これまでの行いのツケが回ってきたようで気分が良いです。
この後は中央で暗躍する最後の敵との戦いになってゆくのでしょう。これまで以上に歴史も絡んだ複雑な展開になりそうですが、気合を入れて読み進めたいと思います。 -
エーレンフェスト防衛戦
それぞれの武勇伝 と魔術が使えない
アーレンスバッハ ダンケルフェルガー 中央 へ
物語は広がりを見せるの崖っぷち -
エーレンフェストに侵入したゲルギオーネとグラオザムを迎え撃つ巻。387ページのフロレンツィアがたまりにたまっていた感情をヴェローニカに言い放つシーンの挿絵があまりにも表情が上手くて感動でした。
以下、話の流れありです。ネタバレというほどではないけど知りたくない人は注意。
戦い自体は結構早めに収束し、お互いの戦いを報告する様子や成長したローゼマインとフェルディナンドへの関係への周りの生暖かい反応で展開していく部分も多かったです。
後半はディートリンデ、ランツェナーヴェ王とレオンツィオ、ラオブルート御一行様のことなど。次巻への道筋といった流れでした。 -
「わたくしアウブ・アーレンスバッハとしてフェルディナンド様が研究に没頭できるような環境を準備します。絶対にフェルディナンド様を幸せにしますから安心してくださいませ、養父様!」とジルヴェスターに決意表明した時、ローゼマインは、それ完全にプロポーズやん!とみんなに思われていたことを気づかないところがとても面白い。フェルディナンド様の赤くなった耳もキュンなポイント。
表紙は、誰?って思ったが、あとがきに書いてあった。そうだよね。
そういう戦いだった。
ゲルラッハとマティアス。親子の対決。
またフェルディナンド様と一緒にいられるようになって良かった。
頼れる人がいるって、幸せだと思う。
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もうずっと読んでいるのでワクワクが止まりません。
椎名優さんのイラストが素敵なのも大好きな要素の一つです。 -
エーレンフェスト防衛戦の巻。
まずは国境門を通りゲルラッハの戦いに向かうローゼマイン、フェルディナンド、ハンレローレら。
グラオザム、マティアスの親子対決とローゼマインの館突入、レッサー君巨大化。
西門、街、城、神殿での戦い。魔石となった死者を悼むローゼマインの不調。
貴族院では、異国の王子ジェルヴァージオと中央騎士団長ラオブルートの暗躍。ソランジュは拘束され、グリトリスハイトを求めるジェルヴァージオは図書館のメスティオノーラの神具に吸い込まれる。
シャルロッテ、レクル、ユーディット、フロレンツィア、ジルヴェスター観点の防衛戦。
次巻は貴族院、ランツェナーヴェの館での戦い。 -
先が見えてきた。単行本を手にする喜びも、あと何回だろう?
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いろんな人視点の戦い方がおもしろかった。
シャルロッテやフロレンツィア視点で、ヴィルフリートの立場がよくわかり。ローゼマインの側近たちの考えもよくわかり。
早く続きが読みたい!