アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり (6) (ゼノンコミックス)
- コアミックス (2021年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867201923
作品紹介・あらすじ
葵みどりが担当する小児科病棟に入院してきた女児。少女は母親の意向により、予防接種を受けていない患児であった。治療方針にも母親は異を唱え、早期退院を申し出る。そんな中、患児に水ぼうそうの兆候が出てしまい…。産婦人科篇、予防接種篇を収録。
感想・レビュー・書評
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シリーズ、第六弾。
出産間近で、いろいろ揉める向坂さん親子。
果たして、親子で和解は出来るのか?
薬剤師・葵みどりさんの担当する小児科病棟に入院してきた芳村さんの女児。
しかし、一切の予防接種を拒否していた。
病棟では、治療の関係で、予防接種を受けたくても受けられない子供達も大勢いる。
その子達の脅威にもなってしまう...
ワクチン否定は、正しい選択なのか?否か?
その裏に、元薬剤師のママ友の影響があった。
葵達は、どうするのか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
産科病棟に配属された主人公の活躍楽しみです。後半のワクチン問題は、ここ最近のコロナワクチン騒動とも重複して興味深い内容です。正しく知識をつけて行くのは実は大変なんですよね。
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向坂親子が和解できたようで良かった。シングルマザーはより大変なことがたくさんあると思うけど、どうか幸せに暮らしてほしい。
獣医師さんの話も興味深かったけど、やっぱりインパクトが強いのは反ワクの話。ご時世も相まって、なかなか考えさせられる。
アンサングシンデレラを読んで一番に感じたのは、どのテーマでも医療従事者である登場人物たちのアプローチがとにかく勉強になる、ということ。今回がまさに顕著で、反ワクに影響を受けて頑なになっているお母さんに「私たちは同じチームの仲間です」と言える先生の懐の深さ!散々振り回されて相当頭にきているだろうに、しかも目が回るくらい毎日忙しいだろうに、その言葉の選び方とアプローチに目から鱗が落ちた。
敵対するのは簡単なんだよなあ。しかしそれではひとつも建設的な話はできない訳で、ただ意見をぶつけ合うだけなら小学生レベル。そこをどうするか、どうしたら今より良い状況に変えることができるのか、それを考えることは医療現場に限らず、それ以外の職種、人間関係にも言えることのような気がした。
勉強になる!!! -
病院薬剤師みどりの奮闘記。
う〜ん、やっぱり産科は辛い。
ふたつの生命が関わるんですもんね。
今回は獣医さんのお仕事にも密着。
そうか!
動物のお薬も薬剤師さんが扱っていいんだ。
でも実際は獣医さんや獣看護師さんが
兼任しているんだね。
勉強になります〜。
後半からは予防接種問題。
本当にねぇ…情報があふれていて
何が正しいのか迷うのも当然ですよね。 -
獣医まで出てくるとは…。主人公を薬剤師にしたからこその変化球。そして、おそらくコロナ渦中だからこそのワクチンの話題へ。医療系の作品だったら、何らかの形で話題には上ることかもしれないけど、そのあたり、リアルタイムの漫画としてどういう表現を取るか。注目です。
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自然派ママと、自然派薬剤師。VS 医療者。
どっちもメリットとデメリットがあることを分かってやるならいいけどねぇ。
病気になって苦しむのは子供だからね。
自分達、親はちゃんと予防接種してる訳ですし。 -
マンガコーナー : QV021/ARA/6 : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410167013
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最初の親子、こんな簡単にはいかないだろうなと考えてしまう自分はこじれすぎなのか。
動物病院の話は一服の清涼剤だった。
そしてこのママ友の悪辣さよ…。