- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867202371
作品紹介・あらすじ
「君と未来を歩むために、できることって何だろう」季節はめぐって春、誕生日デートに出かけたふたり。大学3年生になり、周囲にも様々な変化が訪れる中、不安を抱く田中さんに入江君はある提案をする…。「愛おしい」という衝動に戸惑い、向き合いながら、ふたりが「卒業後」の未来を模索し始める、第10巻。
感想・レビュー・書評
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季節はめぐり春へ。大学3年生になり、様々な変化が訪れる。進路を決めていく中で、二人の未来に不安を覚えた信子。その気持ちに寄り添うだけでなく、未来や提案を形にして手渡した入江くんが素敵だった。あそこまでしてくれたら不安なんて吹き飛んでしまいそう。
二人の間にきちんと話し合える空気があるのがいいよね。信子はスキンシップこそ苦手でも、自分の気持ちを誠実に伝えられる勇気があるだけですごいと思う。それにしても、付き合って一年が経とうとしても初々しい二人。何でもない電話をするだけで大イベント!歩みは遅くても、このゆったり感がいいんだよね。今回も読みながらドキドキして布団の上をゴロゴロしてしまった。
信子の父が進路について伝えた言葉もしみるよね。
「みんなこっちに帰ってきてほしいからじゃなくて 信子ちゃんが目指してるから応援してるんだよ」
地元へ戻ってほしいという気持ちも少しはあるかもしれないけど、それ以上に信子の目指したいことを応援してる。なかなかできないよね。あなたのためにという建前でこれと反対のことをしてしまいがち。相手のことを心から想うこと、その尊さが詰まった作品だなとしみじみ思う。 -
39冊目(5-6)
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「君と未来を歩むために、できることって何だろう」季節はめぐって春、誕生日デートに出かけたふたり。大学3年生になり、周囲にも様々な変化が訪れる中、不安を抱く田中さんに入江君はある提案をする…。「愛おしい」という衝動に戸惑い、向き合いながら、ふたりが「卒業後」の未来を模索し始める、第10巻。