アルテ (15) (ゼノンコミックス)

著者 :
  • コアミックス
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867202562

作品紹介・あらすじ

偶然立ちよった街で母との再会を果たしたアルテ。しかし、一度カスティリャに渡れば、もう二度と母とは会えないかもしれない。別れの足音が迫る中、親子は再び心を通わせていく。そんな中、アルテは今の画家仕事を見てもらうために、母の絵を描かせてほしいと告げる。絵が描き上がるまでの僅かな時間、アルテも知らない母の本心が語られる。

感想・レビュー・書評

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  • 再会してすぐはギクシャクしていたお母さんともきちんと話せて
    話してみれば小さい頃思っていたことと違うこともあり
    深い愛情を感じることができて本当に良かった。
    もう会えないかもしれないと言われても深く聞かず
    ただただ信じてくれるところが素晴らしい。

    初めての国でなれない宮廷という場所で
    外国人だからと嫌味を言われてもやりますかと言える
    アルテのいつもの強さが勇ましくて好きだ。

  • 実家を経てカストーリヤに入ったアルテ。
    お母さんと話せて良かった。

  • カスティリャへ行く途中でアルテの母親に会ったところから。

    あのアルテが上手く喋れなくなるくらいの迫力ある母ですね。
    女は結婚してこそ幸せ、という当時の「普通」の価値観に従っていただけで、アルテのことを心配するがゆえの厳しさだったことがアルテにも伝わって良かったです。

    カスティリャに着いてからは少し時間が経過したみたいだけど、どんな風に過ごしているのか、次の巻も楽しみです。

  • アルテがお母様とちゃんと向き合って話ができて、お母様の考えやアルテへの愛情を知ることができて本当に良かった…マジで本当にいいお母様だよ。昔描いてもらった絵もちゃんと大事に取っておいてくれたとか泣いちゃうよ。もう戻れないかもしれない中で、ちゃんとしこりを残すことなくお別れができてほんと良かった。
    そして舞台はカスティリャに。宮廷画家になったアルテがまた一歩大人びた気がして続きも楽しみ。

  • 本巻のアルテは、苦手な母やカール5世の前で、少し萎縮気味。ラスト近くようやくアルテらしい表情に戻ってきてほっとした。

  • 【あらすじ】
    偶然立ちよった街で母との再会を果たしたアルテ。しかし、一度カスティリャに渡れば、もう二度と母とは会えないかもしれない。別れの足音が迫る中、親子は再び心を通わせていく。そんな中、アルテは今の画家仕事を見てもらうために、母の絵を描かせてほしいと告げる。絵が描き上がるまでの僅かな時間、アルテも知らない母の本心が語られる。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 解り合えないまま別れていた母親ともついに和解。子供の目線からはどう見えようとも、やはり母親は母親でした。それに比べてこの家の男共ときたら…。次はいよいよ新天地・カスティリャへ。と思ったら、年単位で時間が飛ぶというまさかの展開。

  • 誤解はいつか解けるものだと。本当に思っているのならば。

    アルテと母の再会。
    …そういう時代だった、という面と、この二人の性格(笑)が原因っていう面でこじれてたなぁ、と今なら思えるわけで。
    それはそれとして、一個の個人としてアルテの母は好感がもてる人ですね。
    揺るがぬ信念を持ち、彼女なりに最善を考えて行動できる人。確かにアルテと違う意味で当時らしからぬ人のように思えます。
    同じ場所で同じように生きていくことはできなくても、お互いの幸せを願いながら時を重ねていけるのなら、それは幸せな事だろうな、と。

    そして舞台は変わり……こんな遠くまでくるなんてねぇ、色んな意味で。
    相変わらず波乱万丈な日々がまたしても、って感じですが…何やら新キャラが…?

  • 私は決めることが嫌いでフラフラと立ち回ってきたけれど、年齢と立場がそれを許してくれず、仕事において決断する機会が増えてしまった。私がフラフラすれば続くものが困るし、そんな状況を上も望まないだろうから、仕方がないと思って、なるべく間違った選択をしない様に心がけている。上手くいっているかは知らない。

    大人になるというのは、無限に存在する可能性の中から選択をする、他の可能性を捨てる覚悟を決めるということなのかもしれない。アルテが随分と大人になった。これからの活躍も楽しみです。

  • 物語の舞台は、新しい国に。アルテ頑張れ!

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著者プロフィール

大久保圭: 2011年に鳴海圭名義で「ハンマーハンマー」(フェローズ18号)でデビュー。2012年からは大久保圭にペンネームを変更。2013年から初連載となる「アルテ」を開始している。

「2020年 『アルテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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