- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867204238
作品紹介・あらすじ
脇役たちの恋に、新たな季節が訪れる——社会人編開始! 地元の愛媛で就職した田中さん。新社会人として、これまでと違う生活が始まる。失敗して落ち込んだ時も、入江君と連絡を取り合って頑張る日々。遠距離恋愛ならではの悩みやトラブルもあるけど、自分なりにできることを考える。新展開の第14巻!
感想・レビュー・書評
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地元の愛媛で社会人になった信子。公務員としての仕事はなかなか慣れず…。新しい環境、出会った同僚や同期、そして入江君との遠距離恋愛。社会人編が波乱を含んでスタートする!
職場の人に気を遣い過ぎて仕事がおざなりになるの痛いほどわかる!指導役の須藤さんの言う通り、職員ではなく市民に気を配るのが仕事なんだよね。信子が早く気づけてよかった。ぼくは振り回されて全然ダメだった…。犬の登録申請の電話に「犬を飼い出した?えっと…それは素敵ですね」と返すのは信子らしいほのぼのエピソード。こういう考え方はやっぱりスーパーとかの方が向いてそうって感じるなあ。
「最初はどこの部署に配属されるかよりも誰の下で学べるかの方がずっと大きいんだって」
同期・明日香の言葉が沁みる。業務への学びに加えて、会社という組織、仕事への向き合い方など、誰に学ぶかで大きく変わってくると思う。これはもっと大きな枠組みだと会社単位で変わってくるので、転職したら企業風土が違い過ぎてびっくり!なんてこともあるよね。
まさかのハプニングで愛媛へと行けなくなった入江君。おいー!ってなったものの、信子が素晴らしい行動力で魅せてくれた!とっさにこれができるってすごい。信子の成長を感じる行動力。入江君との時間も、遠距離恋愛ってこうだよね!!ってキュンキュン感が伝わってきてよかった。
しかし!遠距離恋愛だからこそ不安は広がっていく。信子の「行ってきます」と「帰るね」でその溝を表現するのは上手すぎてえぐい。そこに降る雨!絶対に大丈夫だと確信はあるものの、こういう生々しい盛り上げ方はしないと思っていたからいろいろ心配。 -
66冊目(9-7)