アルテ (17) (ゼノンコミックス)

著者 :
  • コアミックス
4.13
  • (12)
  • (11)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 202
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867204412

作品紹介・あらすじ

最愛の師・レオに会うためにフィレンツェを目指すアルテ。しかしその道中、海賊に襲撃され、目の前で仲間が命を落としてしまう。仲間の死に責任を感じ一人で旅を続けようとするアルテだったが、グイドに“仕事”への覚悟をぶつけられ、再び旅への決意を固める。 互いの過去や大切な人への思いを打ち明け、絆を深めながら旅を続けるアルテとグイド。そして、一向が訪れた町には、驚きの再会が待っていた——。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【あらすじ】
    最愛の師・レオに会うためにフィレンツェを目指すアルテ。しかしその道中、海賊に襲撃され、目の前で仲間が命を落としてしまう。仲間の死に責任を感じ一人で旅を続けようとするアルテだったが、グイドに“仕事”への覚悟をぶつけられ、再び旅への決意を固める。 互いの過去や大切な人への思いを打ち明け、絆を深めながら旅を続けるアルテとグイド。そして、一向が訪れた町には、驚きの再会が待っていた——。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • フィレンツェへの旅の途中で護衛の一人を亡くしたアルテ。怖じ気付いちゃうのも分かるなぁ。目的がものすごく私的だと余計にね。
    でもここで彼らを撒いてでも一人で行こうと無茶しなかったのは成長したなと思った。
    ハラハラする場面もあったけど、道中でまさかのダーチャ、アンジェロと再会。二人が無事で、しかも結婚して幸せになっていて良かった。ダーチャはちゃんとアルテから教えられたことを生かしていて、逞しくなったなと嬉しくなる。
    レオさんはやっぱりフィレンツェに残ってるみたいだし、無事再会できると良いけど。

  • アルテが迷惑をかけたくないから一人で行きたい
    と言い出す気持ちは分かるのだが、そうなると
    仕事がなくなってしまって報酬が手に入らない。
    握手を求めるのがいけないとは思わないが
    わかっていなかった、と正直に伝え
    改めて護衛を頼むアルテはやはり真っ直ぐで良いな。

    傭兵は平時は盗賊で稼いでいる。
    なんの罪も無いだろうに、一家全員の命まで取られて家族が気の毒だ。
    身を守る為とは言え殺しも穴掘りも、人任せにしないアルテは偉い。

    紆余曲折を経て、グイドがはっきりとアルテにあんたのこと結構好きだわと伝えるシーンが好きだ。
    ありがとう?と応えるアルテも可愛い。
    ダーチャとアンジェロに会えたのは素直に嬉しい。ヴェロニカさんが説明をしてくれていてずっとダーチャは心配してくれていたのだ。陥れられた人間からしたらこうやって信じて心配してくれた人がいるというのは救いになるのではないだろうか。
    持参金がなくてもアルテのおかげで財産がある。ダーチャが自分で努力を続けていたからこそでもある。ヴェロニカさんが手の代わりに先生をしてくれていたというのもありがたい話だ。
    レオさんに会いに行くと聞いて、「会えるわ」と言ってくれるダーチャにじんとした。

    ハイタッチがグイドとアルテの金打のようになっているのがなんだか素敵だ。

  • 意外にと言っちゃなんだけど、今回も海賊が出たり人死にもあったり、だいぶ物騒な世界観が描かれる。それにしても、やっぱり主人公が魅力的だと、物語そのものにも活力が備わりますわな。最高。

  • 話の位置づけとしては繋ぎのような部分なのに視点の切り取り方だけでここまで読ませてくるのはすごいと思う。

  • フィレンツェへの旅は簡単ではない。血生臭い事件にも遭遇。
    でも、途中の町でダーチャ、アンジェロと、再会。突然だっただけに驚きと感動。

  • 護衛の死からなんとか立ち直り、道中の街で昔なじみにも再会できたが、予想以上にフィレンツェの状況が悪いことを知る。自分が知る頃から何もかも変わったフィレンツェを見てアルテは何を思うだろう。当然レオも別れの頃から変わっていると思うが…

  • 海賊に襲われて護衛が死んでしまい、責任を感じて護衛を断り1人でフィレンツェに行くとグイドに伝えるところから。

    どうやってアルテに護衛を続けることを認めさせるんだろうと思ったら、職業的覚悟を伝えることで認めさせたところが格好良かったです。
    文字通り命がけで働いているんですね。

    脱走兵に遭遇した時にはまた誰か死んでしまうのてはと思ったけど、相手が死んでも後味が悪いですね。。

    ダーチャとアンジェロは上手くいくんだろうと思っていたけど、結婚してたとは意外でした。
    もう少し途中経過があるかと思った。
    疎開中ではあるけど、2人で力を合わせて生きていて良かったです。

    レオがまだフィレンツェにいるけど、生きてるみたいでよかったです。
    包囲網の隙をついてフィレンツェに入れるものなのか。
    早く無事会えるといいなぁ。
    続きも楽しみです。早く読みたい!

  • フィレンツェは遠い。レオに早く会えますように。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

大久保圭: 2011年に鳴海圭名義で「ハンマーハンマー」(フェローズ18号)でデビュー。2012年からは大久保圭にペンネームを変更。2013年から初連載となる「アルテ」を開始している。

「2020年 『アルテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大久保圭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×