遊園地と都市文学: アメリカン・メトロポリスのモダニティ

著者 :
  • 小鳥遊書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867800409

作品紹介・あらすじ

遊園地という磁場が生み出した
世紀転換期のアメリカ文学
コニーアイランド、シカゴ万博、そして街灯や路面電車、集合住宅、摩天楼などは、急激に発展した産業都市に住む人間に何をもたらしたのか? 
クレイン『街の女マギー』発表の1893年から、モダニズム文学の成熟を印象づけるフィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』発表の1925年までを「遊園地の時代」と捉え、産業都市に生きる人間を規定する文化/環境/身体の相互作用を透徹する。

著者プロフィール

1984年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、和洋女子大学国際学部助教(2024年4月より准教授)。専門はアメリカ文学・文化。共著に、Finisterre II: Revisiting the Last Place on Earth(Waxmann, 2024)。訳書に、ホイト・ロング『数の値打ち——グローバル情報化時代に日本文学を読む』(共訳、フィルムアート社、2023年)、パトリシア・ハイスミス『サスペンス小説の書き方——パトリシア・ハイスミスの創作講座』(フィルムアート社、2022年)、エミリー・アプター『翻訳地帯——新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(共訳、慶應義塾大学出版会、2018)、ベン・ブラット『数字が明かす小説の秘密──スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』(DU BOOKS, 2018)、デイヴィッド・シールズ&シェーン・サレルノ『サリンジャー』(共訳、KADOKAWA、2015年)など。

「2024年 『遊園地と都市文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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