ま、いっかと力をぬいて 幸せなママになるレッスン

著者 :
  • 赤ちゃんとママ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870140745

作品紹介・あらすじ

子どものこと、私のこと、夫やパートナー、親、ママ友やまわりの人のこと、働くこと…ママたちの悩みに、ときに涙し、ときに厳しく真剣に答えたQ&Aに、幸せな、輝くママになるための具体的なレッスンページも満載。

感想・レビュー・書評

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  • 月刊誌に寄せられた、子育てに悩むお母さんの相談への著者の回答をまとめたもの。言葉を選んで丁寧に回答していることがうかがえ好感がもてる。相談者の立場で何度も文章を推敲したに違いない。簡単そうだが、なかなかできないこと。
    そのままの自分を受け入れ、子どもを受け入れ、今の状態を受け入れることから始めようというスタンスが本全体から感じられ、作者のつらい経験に基づくやさしさが伝わってくる。
    お母さんに向けて書かれているが、もちろんお父さんにも読んでほしいし、アサーションをスキルの一つとして取り入れているので、人間関係で悩んでいる人には立場や年齢に関係なくお薦めしたい。

  • 子育てしていると自分のことを考える暇がないと思うけど、なんだかんだ不満を持ってしまうのは、自分中心の考えた。どうして、○○なんだろう。と思うことを、○○してくれたら、嬉しい、助かると相手に伝えて、自分を解放しよう。今日の自分を褒める。子どものために一生懸命にしたこと、イライラしたことを反省したこと、ただ生きていることでも。相談や回答を読んでいて、あー私も。と涙が出そうになることも。ダメな自分を許して、ま、いっかと、おおらかに。

  • 子育て中の私には、涙無くしては読めませんでした。筆者の姿勢が、否定ではなく肯定的である事に好感を持てました。同じ思いを抱えて子育てをしている人が他にもいる、それだけで心の支えになります。

  • 当たり障りない内容と感じる箇所もあるけど、アファーメーションについてなど、新しくてみんなに優しい本。

  • こんなもんでいっかと肩の力を抜いて許せるものはどんどん許し、頑張らないようにしましょ。
    暴力は相手を傷付け、自分も傷つき、自尊感情を奪います。
    子育てだけを生きがいにしない。赤ちゃんとの暮らしは期間限定です。
    当たり前と思っていることを褒める。
    完璧を目指さず、不完全をほめる。
    何より大切なのは、地域のなかに、子どもを互いにあずけあったり助け合える仲間をたくさんつくること。
    子育ては助けて、がいいあえる他者との関係を築いていく絶好のチャンス。
    ママ友との会話のきっかけは何ヶ月ですか?地域の公民館、児童館の親子ひろばなどの子育て支援事業、行政が主催している子育て講座や相談会にどんどん参加することをおすすめします。
    本音でつきあえる相手がいちばんの宝。
    まずはお母さんが幸せであること。子育てにただひとつの正解はない。自分にとって、子どもにとって、より幸せだと思えることを選択すればよいと思います。
    どんな選択であれ、自分が選んだ結果としてある今ここの状態を夫や子どもや他者のせいにしないこと。

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著者プロフィール

一般社団法人ホームレス問題の授業づくり全国ネット代表理事。ノンフィクション作家。自己尊重トレーニングトレーナー。子どものいじめ・自死をなくしたいと十代200人を取材したデビュー作『少女宣言』が話題をよぶ。1990年、釜ヶ崎「こどもの里」に出会い野宿者支援にかかわる。2010年、女性人権活動奨励賞・やよりジャーナリスト賞受賞。著書『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち いじめの連鎖を断つために』(太郎次郎社エディタス)、『ま、いっかと力をぬいて 幸せなママになるレッスン』(赤ちゃんとママ社)など。

「2013年 『子どもに「ホームレス」をどう伝えるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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