- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870313774
感想・レビュー・書評
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p.178
「現代的」であるというとこは、必ずしも今までとは「違う」ということではない。
新規性や日常から外れた刺激を追い求める意外にも、豊かさは身近に転がっていると気づかせてくれる。
過去の情報を別の切り口で見せるだけでも、十分魅力的なストーリーをもつ。
原著では第二部があるそうで、黄金分割やパスカルの三角形なども詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シグマ・コードを題材にした数学の本。
数学とは言っても、せいぜい四則演算くらいしか出てこないので、前半部なら小学生レベル、やや難度が上がる後半でも中学生レベルの知識で十分理解できる。
シグマ・コードとはある整数の各桁を足しあわせ、結果に対しても同じ処理を繰り返し、最終的に1から9までの数に変換する演算のこと。
例えば456のシグマ・コードは、各桁を足して4+5+6=14、さらに1+4=5となるので
Σ456=Σ14=5となる。
このシグマ・コードには色々面白い性質があり、それを解き明かしていくのがこの本の主題だ。
このシグマ・コード、世の中で広く知られているものかと思って、Wikipediaを検索してみても何も出てこない。英語版でも同じ。Googleで日本語、英語で検索しても、ヒットするのはこの本の紹介記事だけだった。ということは、シグマ・コードは著者が考えだしたものだろうか?
他の人が誰もシグマ・コードを扱っていないところを見ると、数学的には面白くない素材なのだろうか。
なお、シグマ・コードは掛け算の検算に使えると紹介されていたが、間違いを1/9の確率で見落とすのであまり使えなさそう。 -
2012年9月4日
<Number 9>
造本/間村俊一 -
⑨<あたいったら最強ね!(わりとガチで)
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とてもわかりやすい内容です。
ぐいぐい引き込まれます。
恐るべし『9』。