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- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870315075
作品紹介・あらすじ
製薬会社、政府までも巻きこむ巨大な陰謀の影。医師マーカスは、耐性菌に冒された娘サニーを救うことができるのか?謎の特効薬「オメガ」の秘密とは?超新薬開発の裏面を鋭くえぐる問題の書。
感想・レビュー・書評
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ロサンゼルスの貧困地区にある病院に勤務するマーカス。彼は抗生物質の過剰使用がもたらす耐性菌の出現に警鐘をならしていた。実際に彼の担当する患者が次々に黄色ブドウ球菌に感染し、抗生物質が効かないまま死亡する案件が発生、彼を含む病院スタッフが感染拡大の原因として批判されていくことになる。
医療ミステリーだが、アメリカの人種秩序や階層関係、ビジネスと公共の衝突、政治の役割などが組み込まれており、話にふくらみを持たせている。
マーカスの小心者ぶり、専門以外の部分の「普通の人」ぶりが、ほほえましいようなバカバカしいような恐ろしいような。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当にありそうで怖い話
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目に見えぬ恐怖との戦い。
耐性菌はこぁいけど、もう人類はソコに踏み込んじゃってますから。
十二分にありえる、いや、すでにおこっている現象。
バイオホラー。
絵空事ではない。
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