いたこニーチェ

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870319042

感想・レビュー・書評

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  • 著者の理解するニーチェの思想をライトノベル形式で展開する異色作。シチュエーションに無理があるだろと突っ込みそうになるが、何故か読めてしまうところが不思議。

  • なかなかサクッと読めて、面白かった。
    哲学書の入門書の入り口として
    高校生や、中学生に読んでほしいな。

  • 哲学小説というジャンルらしい。これでニーチェがわかったとは言えないかもしれないが、哲学というものを全く知らなかったので読んで良かった。
    「しっかり考えないといけない内容を小説を読むスピードで読む」のは頭をフル回転させないといけないが、それが逆に快感だった。

  • 途中まで読んで間が空いたので読み直した。


    普遍的真理は存在しない。まさに。

    事実は一つでも真実は一つではない。

    世界は自分が捉えた自分の世界、ただそれだけ。
    なるほど。


    途中途中よく理解できないところがあったので、まだ自分もプラトン一派の支配から脱却できていないのかも。

  • 軽妙に記されたニーチェ論。成る程、と思わされます。普遍的?絶対的?そんな人に決めてもらった言葉に頼るな甘えるな!自分で考えろ!と一喝された気分。爽快です。

  • おもしろかった。とてもニーチェについて分かりやすく教えてくれている。
    楽しく、分かりやすく、読み心地もいいので初心者にはうってつけだと思う。

著者プロフィール

1975年、山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語訳した『キリスト教は邪教です! 』『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』『日本をダメにした B 層の研究』(ともに講談社)、『日本人は豚になる:三島由紀夫の予言』『日本をダメにした新B層の研究』(ともにベストセラーズ)ほか、祥伝社新書に『コロナと無責任な人たち』『100冊の自己啓発書より「徒然草」を読め! 』『ニッポンを蝕む全体主義』。『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』(中野剛志氏との共著、 ベストセラーズ)など著書50冊は以上。

「2023年 『古典と歩く大人の京都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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