アタシはバイクで旅に出る。 (2) エイ文庫―お湯・酒・鉄馬三拍子紀行 (021)

制作 : エイ出版社編集部 
  • エイ出版社
3.21
  • (3)
  • (6)
  • (26)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 103
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870998247

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • カッコいい。。。羨ましい。
    古本屋で見つけ、表紙の写真に一目惚れし、即購入。
    バイクには乗ったことが無いが、気ままな一人バイク旅の楽しさを知りたかった。

    風を切って走り、自然を目一杯満喫し、行く先々で魅力的な人と出会い交流するバイク旅は、時間の使い方として、とても贅沢なものだと思う。筆者の飾らない自然体な文章も心地よく、あっという間に脳内ツーリングが終わってしまった。

    印象的だったのは、筆者が北海道ツーリングで出会ったバイク乗りの集まりで、東京から日帰りで来ていた人がいたことである。その人は、体は日帰りだが、わざわざバイクを別便でゴルフバッグみたいに輸送したのだとか。そこまで徹底して何かに打ち込むことができるのも羨ましい。きっと、日帰りのライダーは、弾丸の旅程でも、ワクワク感マックスだったのだろう。

    アタバイ第2巻ということだったが、第1巻も手にとってみたい。

  • ついに2冊目も読んでしまった。クニイリツコさん。

    なんで、気になるのかなぁ、やっぱりルックスゆえに?


    ち、ちがう。ギャップだ!このルックスの上にバイクなんか乗ってるから、そんなところに惹かれるんだ!
    ・・・と今更ながらも、やっと気が付きました。ということで私もギャップを(どんなだ?)を磨くために、まったく似合わないことでもしてみようかと思う今日この頃でした。


    この本の内容?写真とエッセイが素敵なんですよ。北海道から九州、果てはハワイまで、行った気にさせてくれる。ちらりとでも、立ち読みする価値はあります。

  • 大好きな國井律子さんのバイク旅紀行文。読むとツーリングしたくなる。

  • 確かこの本でハワイでツーリングをするのでは。羨ましい限り!私もいつかハワイでツーリングを… 文章として面白いかは置いておいて、女子目線でのバイク話は共感できてとても楽しい。

  • 国井律子・職業 旅人・エッセイスト。ハーレーダビットソンXL1200Sスポーツスターを相棒にし

    て、全国を駆け回る旅人。旅の合間にモデル、タレント、文筆業をこなす。

    国井律子の存在を知ったのはたしか4年ほど前だったと思う。いつものビレッジヴァンガードで何気なく

    書籍コーナーを見ていたら、ハーレーに跨るカッコいい女性の表紙が目に飛び込んできた。それが国井律

    子だった。それ以来国井律子は僕が思うカッコいい女性のひとりになった。

    【アタシはバイクで旅に出る。】は「アタバイ」シリーズとして3冊刊行されているツーリングエッセイ

    集。ハーレーダビットソン専門誌【CLUB HARLEY】に連載されていたものを加筆・訂正してま

    とめたものだ。

    彼女の魅力は飾らないところ。よく食べ、よく飲み、よく遊ぶ。

    気取らない自然体の女性の姿がそこにある。

    この「アタバイ2」では北海道の道東の旅、十勝の旅、四国の旅、ハワイの旅、九州の旅、伊豆の旅、北

    陸の旅が収められている。彼女の文章は非常に読みやすい。堅苦しい内容ではないということもその要因

    なのだろうけど、なによりも書いている本人がとことん楽しんでいるようすが伝わってくる文章なのだ。

    けして悪い意味ではなく、作家などが書く含蓄のあるエッセイではなくて、日記の延長のような文体や内

    容が親近感を湧かせるのかもしれない。

    広大な北海道の曲がらない1本道をひた走り、釧路で「勝手丼」に舌鼓をうつ。十勝で自然が生んだ秘湯

    を楽しみ、四国ではうどんと温泉、ハワイでは海岸線を風を切って走りぬけ、九州でステキなハーレー乗

    りたちと交流を深め、伊豆では極上の宿に癒される。そして北陸でもバイクを流しながら気侭な旅を続け

    る。なんとも羨ましい限りの旅だが、すべてにおいてバイクを通じてステキな仲間と出会い、地元の人た

    ちと交流を深める等身大の国井律子の姿が描かれる。彼女の旅は、けしてお金をかけた特別な旅ではな

    く、僕たちでも可能な旅の延長線にあるものだ。だから、惹かれるのだ。

    旅には色々な出会いと発見がある。ちょっとだけ思い切って一歩踏み出すことで、様々な可能性と未知な

    る世界が広がっているということを彼女は教えてくれる。男女に関わらず、アグレッシブに生きてる人の

    世界を垣間見ることは非常に楽しいものである。そして、必ず自分も旅に出てみたいと思わされるのであ

    る。

  • 2004年

  • でかけるならなるべくひなびた温泉がいいね
    そして酒でも呑んでゆっくり休む
    あぁ これぞ旅の醍醐味だぁ

全7件中 1 - 7件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
国井 律子
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×