綿矢りさのしくみ (Love&Peace 12)

  • 太田出版
2.69
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本棚登録 : 60
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872338782

作品紹介・あらすじ

具体的にどこがどう「文章がうまい」のか?『蹴りたい背中』の名物キャラ、「にな川」君が意味するものとは?ブーム?同世代文学?大人の若者研究?実際、彼女はどう読まれていたのか?-そんな疑問に答える。100万部小説『蹴りたい背中』と綿矢ワールドに関する、「ありそうでなかった」初の研究本。

感想・レビュー・書評

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  • 38226

  • 綿矢りさファンには嬉しい小ネタ有り。
    批評は嫌い。

  • これはただ世の中から見た綿矢りさ像をちらっと垣間見るだけの本だと思う。
    彼女に近しい人以外はみんな「世の中」に属してるからわざわざ垣間見る必要もないのだけど。

    三人が様々な視点から綿矢りさを考察している。と思いきや…なんだこの人たち。そもそも彼女に興味ないんじゃん。
    綿矢りさのしくみ、なんて綿矢りさに興味を持っている人だけがわざわざ手に取る本に違いないのに。
    批判されたくないんじゃなくて、むしろ批判は面白いんだけど、興味ないのに無理矢理書いた文読まされてもさ。

    あとは、有名になると 色んな人が妬んだり憧れたり褒めたり馬鹿にしたり文句言ったり見下したり勝手に店のカレーの名前にしたりしてきて 気の毒だなあ、ってことだけ。
    なのに、自分の中で綿矢りさの文に対して見えていたキラキラがいつのまにか少し減っていた。
    うん、読まなきゃよかった。表紙と題名に騙された。
    誰に読ませたいんだかわからない本。

  • 2007053

  • 綿矢りささんについて少しだけ触れることができます。

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著者プロフィール

小谷野 敦(こやの・あつし):1962年茨城県生まれ。東京大学文学部大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。大阪大学助教授、東大非常勤講師などを経て、作家、文筆家。著書に『もてない男』『宗教に関心がなければいけないのか』『大相撲40年史』(ちくま新書)、『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)、『現代文学論争』(筑摩選書)、『谷崎潤一郎伝』『里見弴伝』『久米正雄伝』『川端康成伝』(以上、中央公論新社)ほか多数。小説に『悲望』(幻冬舎文庫)、『母子寮前』(文藝春秋)など。

「2023年 『直木賞をとれなかった名作たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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