リスクコミュニケーション論 (シリーズ環境リスクマネジメント) (シリーズ環境リスクマネジメント 5)

制作 : 「環境リスク管理のための人材養成」プログラム 
  • 大阪大学出版会
3.14
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872592849

作品紹介・あらすじ

リスク管理における情報提供・対話・共考・問題解決への協働を支えるリスクコミュニケーショ
ンの役割と重要性を理解する.個人,組織において,コミュニケーターが知るべき人の心と文化や社会制度,組織のメカニズムや緊急時特有の留意点も考慮した実践的スキルを学ぶ.

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大阪大学の「環境リスク管理のための人材養成」プログラムでの講義をベースにしたリスクコミュニケーションのテキスト。
    リスクコミュニケーションには、利害関係者に積極的かつ率直に情報を提供し、対話を重ねることによって、信頼を醸成するということが重要ということが理解できた。リスクコミュニケーションにおける「フレーミング」の重要性についても理解した。

  • 原発を新たに建築する際は、地元住民の承認や了承が必要である。
    そのような場合に必要なコミュニケーション方法を解説している本。

    リスクコミュニケーションでは、既存の感情を消し去る必要はないということが重要。
    論争で勝つというのはリスクコミュニケーションにおいて最悪の状態。

    ・リスクコミュニケーションの定義
    個人、機関、集団間での情報や意見のやりとりの相互作用的過程

    ・リスクコミュニケーションの成功
    リスク問題にかかわってリスクコミュニケーションをした人たちが、どちらも自分の意見が十分に言えた、自分の意見は十分に聞いてもらったと満足する状態ができたら成功である

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 准教授

「2011年 『リスクコミュニケーション論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平川秀幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×