- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872790818
感想・レビュー・書評
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都市に生活する人にとっては、あるいはノラ猫は迷惑な存在かもしれません。
それとも、ノラ猫が自由気ままに楽しく生きていると思うかも。
でもそう思う人にこそ読んで欲しい。
小さくて弱い命であるノラ猫の過酷な状況に思いを馳せ、
どうすれば(猫嫌いも含め)人間と猫とが快適に暮らせるか
真剣に考えて行動する人々には頭が下がります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それまではどちらかと言えば苦手としていたのに、結婚相手が猫好きで、その飼い猫と暮らすうち、今ではすっかり“猫バカ”になった友人に読んでもらおうとおもって取り出したら、じぶんが読みふけっちゃった。
いい本なんです。
坂さんは、確かにたくさん猫を飼っていますが、それは無類の猫好きだから、とゆーのとはちょっと違っていて、それなりのポリシーがあってのことだったりしています。
ですので、猫を猫ッ可愛がりした、ベタベタな文章・逸話はひとつもありません。
猫に宿った命を静かに見つめていくなかで、感じたことや教わったことを丁寧に書いています。
末期を迎えた猫を必ず抱いて看取る、という話には涙腺を刺激されます。
また、野良猫をなくすための“秘密結社”の活動には頭が下がります。
いい本なんですよ。
猫、大好き! という方はもちろんのこと、犬のほうがいいなぁ、という方にも……てか、生きとし生けるものの一員・ニンゲンとして、是非ご一読して頂きたいです。 -
アルフィー・坂崎さんの猫エッセイ。影響うけて、ノラ猫ひろちったよ。写真もかわゆいです。