ひみつの植物

著者 :
  • WAVE出版
3.71
  • (15)
  • (26)
  • (38)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 206
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872902204

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古本屋さんで購入。
    2005年の本なので、情報が古くなってる部分もあると思うが、著者が植物を育てることを楽しんでいることが、文章から素直に伝わってきて、こちらもつられて育ててみたくなる。
    嬉しいのは失敗したこともちょこちょこ書いてあるところ。
    植物でも、枯らしてしまうと、やはり落ち込むので、専門家であっても、枯らしてしまうことがあり、毎回が試行錯誤なのだ、と書いてあると、こちらももう一度挑戦しようという気持ちになる。
    また、最近の観葉植物ブームで、珍奇植物の現地採集が増えすぎた結果、輸出の制限がかけられたというニュースをみて、少し植物熱が冷めていたが、加熱しすぎているブームとは距離を置きつつ、自分なりの植物の楽しみ方を見つけさせてくれる本だった。

  • 表紙にも使われているハオルシア“オブツーサ”が欲しい。お取り寄せできるのかー。うーん。誰かプレゼントしてくれないかなー。

  • 再読。私が植物を育てはじめるきっかけになった本「捨てるな、うまいタネ」の著者が、世界中の珍しい植物を紹介した本。読むと植物園に行きたくなる。入手方法が書かれているものもあって、いつか育ててみたい植物が沢山。

  • リリース:亜弥さん
    プチプチ

  • 表紙に惹かれた。オブツーサを表紙に持ってきたセンスが良い。
    多肉植物の図鑑で見たこともあったが、「奇想天外」と「亜阿相界」のインパクトが強い。
    植物SF小説、藤田雅矢『星の綿毛』、ジョン・ウィンダム『トリフィドの日』読んでみたい。

  • 表紙に一目惚れ。鉱物もそうだけど、植物の造形美もすごく惹かれる物の1つ。
    オールカラーじゃないのが残念だけど、珍しい植物がいろいろ載っています。
    うちは元々母がガーデニング好きなので、その影響で知っている植物の方が多かったです。
    それでもピンクのタンポポや紅葉ランポー、ヒマラヤの青いケシなどなどおもしろキレイで楽しめました。
    サボテンを三角フラスコで水栽培してたのが印象的で、ちょっと真似して育ててみたくなったかも。

  • ちょっと変わった植物の育てかた
    変わり朝顔の記載が面白

  • ちょっと変わった植物の写真付き紹介エッセイ。
    種ならば割りと簡単に輸入できるんだよとか、
    写真が一杯で青いけしの花がすごく綺麗だと思った。

  • 画像も豊富で、説明も丁寧。とてもおもしろく、手に入れたくなる植物でいっぱいだった。手元に置いておきたい一冊。

  • これを読んでからチランジアにドハマりして、3年以上育てるハメになってしまった。まったく植物を知らない人が植物に興味を持つにはとても良いキッカケになる、肩に力が入ってないナイス書籍ではないだろうか。多分。

  • 可愛らしい、おもしろい、びっくりする……そんな珍しい植物がたくさん紹介された本。
    文章が読みやすく、それぞれの植物に対する愛情が伝わってきます。
    写真も綺麗だし、木下綾乃さんのイラストも和みます。
    それぞれの植物の入手方法、育て方、育てるのが大変な植物であればどこの植物園で見られるか、などが紹介されていて、とても親切だと思いました。
    図書館で借りて読んだけど、ときどき読み返したいから買おうかな。

  • 変り種の植物の紹介本。
    たんなる紹介にとどまらず、入手の仕方、育て方、などにも触れています。
    ピンクのタンポポとか可愛い♪
    2005年発行なので、もうちょっと情報が古くなっちゃいましたけど、紹介本としてはなかなかよい出来なのではないかと思います。
    私は緑の手じゃないので(サボテンすら昇天させてしまった……)、見るだけに留めておきます(^_^;)

    ブックデザイン / 松田 行正+中村 晋平
    写真 / 著者+淺本 竜二
    イラスト / 木下 綾乃

  • ピンクのタンポポ。
    綿毛のようなヒメジオン。
    三色のオシロイバナ。

    ありそうで、でもどこで種を手に入れたらいいやら。
    悩んでしまう、愛しい道端の小さな草花たち。

  • いろいろな植物が、かわいらしい写真と、愛情のこもった文章で紹介されていて、読んでいて楽しかった。自宅のベランダなどで育てていらっしゃるようなので、私にもできそう、という邪念を抱いた。
    やっぱりサボテンの仲間(ハオルシア族)が私は好きみたい。

  • この表紙の多肉植物があまりに綺麗、手にとって何回も眺め心にシッカリなおした。
    葉っぱに陽光を摂り入れる窓がついていて、中の空間には水が湛えられ輝くのだ。
    ホンマにこんなカッコ好い植物が存在するのだろうか。町の花屋、ホームセンターを廻ってみたがない。
    町内のスーパーの花屋にはサボテンやら薔薇の花みたいな多肉植物はあったが、表紙の宝石のようなのはない。
    今更新たな世界を求め放浪する様な、生活を変える様なことをしたくない。知りたくもない。困ったなぁ。

    ハオルシア"オブツーサ"アロエ科

  • 表紙に出てた変なサボテン(ハオルチア・オブツーサ)が面白そうで買ったんだけど、そのほかはどうということなかった。一緒に見つけた食虫植物の本を買えばよかった。オブツーサは買っちゃったけど。

  • 誰かに教えたいような、教えたくないような本。

  • 家に温室が欲しくなる本。ちょっと変わった、思わずじっと観察したくなる植物が紹介されています。メセンをちょっと見直しました。ちょっとだけ。

  • めっちゃ可愛い。欲しい。目覚めた。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:627||F
    資料ID:50500672

     根も葉も土も水もなしで花が咲く植物を知っていますか?
     夜空をいろどる花火みたいな朝顔があるって知ってますか?
     そしてそれらを日本で見たり買ったりできるって知ってますか?
     お取り寄せの仕方から参考HPの情報までばっちりの1冊です。

  • ここには「面白い」とか「珍しい」というような形容詞がぴったりの植物がたくさん載っており,その植物を育てる方法まで記述しています。
    一風変わった植物を育ててみたいと思っているのでしたら,是非どうぞ。

  • 内容もとても面白いのに加え、造本のセンスがいい。

  • 写真集

  • 見たことのない植物ばかりで驚いた。表紙のアロエ科の植物(オブツーサ)を実物で見てみたい。育ててみるのもいいかな。

  • 私たちが見た事のない植物たちがこの世界にはまだまだある。そして当然その植物たちを愛でている物好きな人びともいるわけです。そんな知る人ぞ知る世界を垣間見せてくれる本。変わり咲き朝顔って見た事ある?奇想天外なんて植物に付ける名前かよ!などなど驚きの連続。しっかりと種子や苗のお取り寄せガイドがついてます。

  • ピンクのたんぽぽ・透明なサボテン・杖になるキャベツ・オレンジ色のカリフラワー、ふしぎな植物のを入手方法から育て方まで、植物博士でありSF作家の著者が豊富なカラー写真で案内してくれる。地球上の驚くべき植物達をまだまだ見たい、手に入れたい。博物学的好奇心をそそる一冊。私は表紙のハオルシア・オブツーサーを手に入れて、多肉種がどんどん増えていってます。

  • ちょっと変わった植物達が紹介されている本です。
    「どこで見られるか」という事のほかに「どこで入手できるか」という事まで書かれているので、見に行くだけでは飽き足らずに自分の手で育ててみたいという人にとっても、十分に楽しめる内容です。

  • 植物って美しい

  • ハオルシア〈オブツーサ〉が欲しいです

全35件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

【藤田雅矢・作】  1961年、京都市生まれ。農学博士。1995年、第7回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。同年、「月当番」で第26回JOMO童話賞佳作。2007年、「ダーフの島」でSFマガジン読者賞受賞。著書に『星の綿毛』(早川書房)、イーシングル幻想館『幻視の果実』の小説のほか、『捨てるな、うまいタネNEO』(WAVE出版)などの園芸書もある。

「2013年 『クサヨミ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田雅矢の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×