問題解決力を劇的に上げる 判断力の基本

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872907643

感想・レビュー・書評

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  • ものごとの判断の基準を勉強するには参考になる。インバスケット問題の選択肢の内容は一部わかりづらいところもあり選びにくい面も。

  • インバスケットの体系は書かれているが、詳細は書かれておらず、本気でインバスケットを身に着けるには、別途教材等に取り組む必要があることを分からせてくれた一冊。
    ただ、「判断」に対する分析は鋭く、しっかりと学んでみたいとも思った。

    《特におもしろかった内容》
    判断ができない人のパターンは、下記3つ。
    ①考え方が堂々巡り,結論を出す中のあるプロセスで止まったり戻ったりして、結論にたどり着かない。
    例)「仮説」を立てて「情報収集」に進むが、なぜか次の対策立案に行かず、また「仮説」に戻ってしまう。
    →同じプロセスを繰り返す回数の制限を設ける。
     必要以上に情報を集めない。
     情報の裏付けが取れたら迷わず次のプロセスに進む。
    ②失敗が怖い。その結果、責任転嫁できるような伝達方法になり、結果的に相手に伝わらない。
    例)「なるべくその方向で進めておいてください」などのあいまいな支持を相手に伝えてしまう。
    →判断をしない判断」を下すことによって生じる、もっと大きな危険を考える。
    ③深く考えすぎて、本来判断すべきことを見誤る結果、判断できなくなる。
    →判断することを明確にする。判断することの優先順位をつける

  • 自分の考え方の傾向を把握するのに役立つ

著者プロフィール

1972年生まれ。大学卒業後、大手スーパーのダイエーに入社し、販売部門や企画部門を経験し、10店舗を統括する店舗指導員(スーパーバイザー)として店長の指導や問題解決業務に従事する。管理職昇進試験時にインバスケットに出会い、研究・トレーニングを開始。その経験を活かしてインバスケット研究所を設立。企業のリーダー研修などのためのインバスケット教材開発と導入をサポートする、日本で唯一のインバスケット・コンサルタントとして活動中。大企業の管理職研修など、2万人以上のリーダー育成を支援してきた。著書は『究極の判断力を身につけるインバスケット思考』(WAVE出版)、『マンガでやさしくわかるインバスケット思考』(日本能率協会マネジメントセンター)など54タイトル、累計85万部に達する。

「2023年 『上司との悩みを成長に変える賢い方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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