- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872907643
感想・レビュー・書評
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ものごとの判断の基準を勉強するには参考になる。インバスケット問題の選択肢の内容は一部わかりづらいところもあり選びにくい面も。
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インバスケットの体系は書かれているが、詳細は書かれておらず、本気でインバスケットを身に着けるには、別途教材等に取り組む必要があることを分からせてくれた一冊。
ただ、「判断」に対する分析は鋭く、しっかりと学んでみたいとも思った。
《特におもしろかった内容》
判断ができない人のパターンは、下記3つ。
①考え方が堂々巡り,結論を出す中のあるプロセスで止まったり戻ったりして、結論にたどり着かない。
例)「仮説」を立てて「情報収集」に進むが、なぜか次の対策立案に行かず、また「仮説」に戻ってしまう。
→同じプロセスを繰り返す回数の制限を設ける。
必要以上に情報を集めない。
情報の裏付けが取れたら迷わず次のプロセスに進む。
②失敗が怖い。その結果、責任転嫁できるような伝達方法になり、結果的に相手に伝わらない。
例)「なるべくその方向で進めておいてください」などのあいまいな支持を相手に伝えてしまう。
→判断をしない判断」を下すことによって生じる、もっと大きな危険を考える。
③深く考えすぎて、本来判断すべきことを見誤る結果、判断できなくなる。
→判断することを明確にする。判断することの優先順位をつける -
自分の考え方の傾向を把握するのに役立つ