平和のバトンをつないで: 広島と長崎の二重被爆者・山口彊さんからの伝言 (いのちのドラマ 3)

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872909623

作品紹介・あらすじ

一九四五年八月、広島と長崎に投下された原子爆弾を二度その身で体験した「二重被爆者」の山口彊さんは、九十歳で語り部となり、国連で核兵器廃絶をうったえました。核のない平和な世界への祈りがこめられたバトンは、今、わたしたちに託されています。

感想・レビュー・書評

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  • 【小学校高学年・中学生におすすめの本】
    広島と長崎のふたつの町で、原爆投下の被害にあった人たちがいるということを、この本で初めて知った。長いあいだ、事実を語ることのなかった山口彊さんが、90歳を過ぎ語り部となる決意をするその思いとは…。

  • 知らなかった。日本人なのに。広島と長崎、二か所で二重被曝した人がいたなんて。
    可能性としてはありえるわけだが、そんなこと考えたこともなかった。広島にも長崎にも修学旅行に行ってかなり詳しく知っているつもりだったが、知らないことがまだまだあってショックだった。もっと広めていくべきだと思う。
    今回読んだのは児童書だったので概要がつかみやすかった。大人用の詳しい本「二重被曝」も出ているらしい。

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著者プロフィール

秋田県出身。オーストラリアのキャンベラに30年住んだ後、秋田市に仕事の拠点を移す。『クニマスは生きていた!』は第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。ほか『生きるんだ!ラッキー』など著書多数。

「2019年 『自由への道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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