Made by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す (Make: Japan Books)
- オライリージャパン (2011年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873115009
感想・レビュー・書評
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失敗してもいいや、と背中を押してくれる一冊。ハウツー本ではないが、DIY初学者の現実みたいなものを感じることができる。アトムの世界はそう簡単には言うことを聞いてくれない。だからこそ、取り組む価値があるんだろうな。
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購入。
DIYの体験記。
アメリカの家は広いと実感できる。鶏小屋を平気で作れたり、引っ越した先でも作ったりと楽しそう。
子どもを学校へ通わせないで家で教育している方が紹介されていて興味深かった。
自分が世界や日常の道具とつながっていて、確かに何かを成し遂げていると感じる方法としてものづくりが位置づけられており、共感できる。 -
僕はかつて「いじり壊す」が得意だった。壊すのがもったいないのと、その他いろいろあって、自分で何かをつくるとか、改造するとかいうことが次第になくなって、プロダクトに囲まれるようになってしまった。
DIYer、Maker、Tinker. こういうことをしようとする人たちは、ブラックボックスを好まない、というか、わかっていたい、という気持ちが強いのだろう。自分の回りの物理環境を創造、改良するという楽しみ。自分の手で何かすることで、一番変化するのは自分自身。DIYのことを語る本だけど、絵解きで何かの解説があるわけではない。そういう気持ちに火をつけよう。失敗しない物作りなんか、無敵モードでゲームを楽しむようなもの。 -
自分の考えている「DIY」がいかに狭いものだったか、単に小屋を建てたり道具を改造するだけではなく、家庭菜園をつくり、家畜を飼い、子供に勉強を教える、それら全てが「DIY」足りうるんだ。自分の手に生活を取り戻す、同じような関心を持つヒトたちとの関わりで生活の一部がオープンソース化していく。ココにも生活を開いていく事のヒントがあった。