物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活 (Make:Japan Books)

著者 :
制作 : John Baichtal 
  • オライリージャパン
3.40
  • (6)
  • (4)
  • (16)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 155
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873117478

作品紹介・あらすじ

作ることで生きるMakerたちへのエッセイ+インタビュー!
本書は、モノを作ることを職業にした23名のMakerによるエッセイとインタビュー集です。登場するMakerは、自作ハードウェアのマーケットプレイスのファウンダー、世界最大のオープンソースハードウェアのショップのエンジニア、自作レゴパーツのショップ、バイオ系のスタートアップなど、幅広い分野から選ばれています。日本語版では、日本人Makerのエッセイとインタビューを追加。Makerムーブメントの広がりを知るために必読の1冊です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「世界がまるごと売り物になっている時、ものの作り手となることは革命的な行為である。」

    John Baichtal(2015), 「物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活」, p.23

    なかなか痛快な言葉だなぁ、と思う。

    たぶん田舎であればあるほど、生活のために自分たちの手で作り出すべきものの領域は広い。僕のような中途半端な街育ちのひよっこにとっては、毎日学ぶべきことだらけ。

    ローマクラブの予言通り、私たちが「消費者(consumer)」と「生産者(producer)」のはざまでどう重心を移していくのか、つまり「生産消費者(prosumer)」にどうやって近づくかが、これからさらに重要なテーマになっていくと思う。

  • 自分の好きなことで設計を立てられる人が本当に羨ましい。
    最初は趣味で始めたことでも、お客がついて義務と化すと一気につまらないものになってしまう。

    情熱を失わずに続けるこつがあるような気がした。

  • Maker達がMakeすることで食べてゆく事を選んだ際の体験談。
    起業に至った経緯や、大量の注文が舞い込んだ時の話が面白かったです。
    MakerFaire Tokyoで会った人々と同じ熱気が感じられて、ワクワクした気持ちになりました。

  • つまみ読み。

    物を作ることによって生活を立てているMakerによるエッセイおよびインタビュー集。

    ノウハウとかマニュアル的なものではなく、makeすることをmotivateさせてくれる本。

  • 日本語版に追加された、6組の日本人のエッセイがとても良かった。3D立体プラネタリウムのヒゲキタさん、石渡さんなど。

  • 会社勤めせず自分でものを作って暮らしてる人たちのお話。
    多くは会社勤めしていて嫌気が差して自分の道を歩んでいる。
    運の要素が強く誰でも真似できるものではないが、見ていてやる気が湧いてくる。

  • 難しそう。

  • 素晴らしい内容!

    年齢がいっても自分の作りたいものを作る自由を得るために、いろいろな活動をしている人たちの例がこれでもかと出てくる。
    ほとんどの人が共通してKickstarterに対して懐疑的なのは興味深い。

  • 請求記号 509.5/B 14

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784873117478

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京生まれ。編集職を経てロンドン大学ゴールドスミス校で美術史を学ぶ。東京を拠点に文筆および翻訳業(英日)に従事。訳書にレイチェル・イグノトフスキー『世界を変えた50人の女性科学者たち』(創元社)、ロクサーヌ・ゲイ『飢える私 ままならない心と体』(亜紀書房)など。著書『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』(筑摩書房)、『野中モモの「ZINE」小さな私のメディアを作る』(晶文社)。

「2021年 『イラストで学ぶジェンダーのはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野中モモの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
エリック・リース
クリス・アンダー...
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×