物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活 (Make:Japan Books)
- オライリージャパン (2015年12月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873117478
作品紹介・あらすじ
作ることで生きるMakerたちへのエッセイ+インタビュー!
本書は、モノを作ることを職業にした23名のMakerによるエッセイとインタビュー集です。登場するMakerは、自作ハードウェアのマーケットプレイスのファウンダー、世界最大のオープンソースハードウェアのショップのエンジニア、自作レゴパーツのショップ、バイオ系のスタートアップなど、幅広い分野から選ばれています。日本語版では、日本人Makerのエッセイとインタビューを追加。Makerムーブメントの広がりを知るために必読の1冊です。
感想・レビュー・書評
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「世界がまるごと売り物になっている時、ものの作り手となることは革命的な行為である。」
John Baichtal(2015), 「物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活」, p.23
なかなか痛快な言葉だなぁ、と思う。
たぶん田舎であればあるほど、生活のために自分たちの手で作り出すべきものの領域は広い。僕のような中途半端な街育ちのひよっこにとっては、毎日学ぶべきことだらけ。
ローマクラブの予言通り、私たちが「消費者(consumer)」と「生産者(producer)」のはざまでどう重心を移していくのか、つまり「生産消費者(prosumer)」にどうやって近づくかが、これからさらに重要なテーマになっていくと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の好きなことで設計を立てられる人が本当に羨ましい。
最初は趣味で始めたことでも、お客がついて義務と化すと一気につまらないものになってしまう。
情熱を失わずに続けるこつがあるような気がした。 -
Maker達がMakeすることで食べてゆく事を選んだ際の体験談。
起業に至った経緯や、大量の注文が舞い込んだ時の話が面白かったです。
MakerFaire Tokyoで会った人々と同じ熱気が感じられて、ワクワクした気持ちになりました。 -
つまみ読み。
物を作ることによって生活を立てているMakerによるエッセイおよびインタビュー集。
ノウハウとかマニュアル的なものではなく、makeすることをmotivateさせてくれる本。 -
日本語版に追加された、6組の日本人のエッセイがとても良かった。3D立体プラネタリウムのヒゲキタさん、石渡さんなど。
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会社勤めせず自分でものを作って暮らしてる人たちのお話。
多くは会社勤めしていて嫌気が差して自分の道を歩んでいる。
運の要素が強く誰でも真似できるものではないが、見ていてやる気が湧いてくる。 -
難しそう。
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素晴らしい内容!
年齢がいっても自分の作りたいものを作る自由を得るために、いろいろな活動をしている人たちの例がこれでもかと出てくる。
ほとんどの人が共通してKickstarterに対して懐疑的なのは興味深い。 -
請求記号 509.5/B 14
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784873117478