インタフェースデザインの心理学 第2版 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

  • オライリージャパン
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873119458

作品紹介・あらすじ

ベストセラー書でロングセラー書の改訂版!
人間の行動原理を意識したデザインの提唱で多くのデザイナー、エンジニアに支持され続けるロングベストセラー書の改訂版。わかりやすさはそのままに、ヤル気から感情まで各分野の新しい研究結果を反映して待望のアップデート。デザインは相手から無意識の反応を誘い出すための大事な要素です。人間の行動原理を理解していないデザインは相手を混乱させ目的の結果につながりません。本書では科学的な研究から導き出された、100の指針を例とともにわかりやすく紹介します。人間の思考や行動、遊び方にマッチした直観的で人を引きつけるプロダクトをデザインするための必読書です。

感想・レビュー・書評

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  • オライリージャパンの本面白いの多いんで公式サイトに一覧載ってるから見てみてください

  • 難しそうなタイトルですがとても読みやすくわかりやすい内容です。
    人間が物事をどのように捉えるのか、知っていればいろいろな場面で考えたり提案できるタネになりそう。

  • インターフェースデザインに関係する心理学の情報が100個も列挙されている本。インターフェースデザイン以外にも人間のあらゆる活動の分析や改善に使えそうなネタが詰まっている。特に6章のやる気についての話は仕事や勉強のやる気を出すためにどう環境を整えれば良いかヒントがもらえる。単に読み物としてペラペラめくって読んでみても面白い。

  • インタフェースデザインの心理学というタイトルだけあってこの本自体が読者にとって読みやすい、読み進めさせるような作りとなっていると感じた。例えば、自分自身が日常で漠然と感じ取っていることを明確な文章にしてくれるのでストレスが少なく、テンポの小気味良さというのは間違いなく読みやすさの一助となっている。この本が何故読みやすいかを分析することで一層理解が深まりそう。

    私自身が今新しいシステムをどう使ってもらうかということに興味があったので
    「お試しで触ってもらうことが利用者増加につながる」というのが一番印象的だった。

    注意点を挙げるなら、表紙やタイトルからはwebやアプリに特化した印象を受けるがもっと広義的で汎用性のある認知の基本概念についての話であるという点。これからデザインに従事するなら必ず知っておくべき概念が詰まっているが、webデザインについての細かい手法などを求めて読む本ではない。

  • 人間の行動は人間が本来持っている性質から来ているものが多いのですね。なぜその行動や選択をするのか分析されていてウェブに関係ない人も面白いと思う。私は仕事でヒントになりそうなことがたくさんあった。

  • 「ユーザインタフェース論」
    樫村雅章先生 参考図書
    https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=00080926

  • 出だしから論文オタクと書いているが、多くの側面からインタフェースを捉えた、示唆に富んだ素晴らしい本

  • 対象のあらましをつかむのは周辺視野の役割

    パターン認識  物の識別には幾何形体を基準にしている
    顔認識は紡錘状顔領域が専任

    目をひくには、
     ひとつだけ違うものにする ひとつの特徴のみ変える 
     自分の使う言語の標準的読み方の位置 上および左30%まで
     アフォーダンス 手がかり ボタンらしく陰影をつける
     赤と青、緑を近くに置かない 目への刺激が強すぎる
     長い行のほうが早く読めるが、短い行のほうが食いつきが良く好まれる

    ワーキングメモリー 学業成績に比例
     一度に覚えられるのは4つだけ 多い場合は4つ以下のチャンクに分ける
     スキーマ(関係を構築する枠組み)に情報を保存することで取り出しやすくする
     
    人は毎秒400億個の感覚入力、意識的に処理されるのは40個
     新近性効果(最後のほうが覚えてる)
     サフィックス効果(最後の他の情報で薄まる)
     記憶は思い出すたびに再構築される
     ドロップダウンメニュー 忘れることを前提としたデザイン
     段階的開示 情報に圧倒されず様々なニーズに対応 クリック=考える負担低減
     
    メンタルモデル 利用者が心の中でどうとらえているかを表現したもの
    概念モデル 実際にUIに接して構築する具体的なモデル
    物語で因果関係を伝える
    人は物事を分類したがる

    フロー状態 意識の集中
    予想と異なる事象の発生には気づかない 
    マルチタスク 相手の声が聞こえない電話の話には脳が余計に働きじゃまに感じる

    目標に近づくほどやる気が出る
    アイコンの通知がパブロフのベル
    人の行動は「性格」のせいとみなすが、自分の行動は「状況」を理由とする
    競争意欲はライバルが少ないと増す
    強い絆の集団の限界は150人
    人は牧歌的な自然の風景、生存に役立つものを好ましく思う

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50237335

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