キモノを着こなすコツ: 153の質問に答える

著者 :
  • 神無書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (107ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873580920

感想・レビュー・書評

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  • キモノを骨格で着る、ということを研究・提唱されている笹島寿美先生の本。
    着付け教室に通わず、それでもきれいに着たいというとき、回数を重ねて身体で覚えるというのは勿論ですが、理屈の面からも理解したいと思って読みました。

    153の質問に答える、とあるように、着付けに関しての細かな悩みに答える形になっており、上手く行かないところがあるとき、その都度事典的に拾って読むのにも向きます。
    着付けの工程にはひとつひとつに意味があり、例えば腰紐ひとつ結ぶにしてもどこでどうやって結ぶのか、どうしてそう結ぶのかという解説があり、すっと腑に落ちる感じがします。
    さらしの巻き方などといった昔ながらの補正の方法も掲載され、自分に合った着方というものを探るうえでもとても有意義な一冊だと思います。

著者プロフィール

着装コーディネーター、帯文化研究。
体を保護する着付け、心和む 着装方を研究し、紐一本で着る自然で楽な骨格着付けを提唱。個性に合う着物と帯のコーディネートや着付けの在り方を研究、指導する。帯文化発展のために結びを主役にした帯人形を考案し日本各地、海外で個展を開く。きもの道五十数年。笹島式骨格着付け伝道者の会主宰。

「2023年 『帯・着物からみた女の姿情と曲線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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