NHKドラマ「坂の上の雲」の歴史認識を問う: 日清戦争の虚構と真実

著者 :
  • 高文研
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874984437

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  • 「坂の上の雲」は映像化すると戦争の美化をメッセージとして伝えかねないから、と司馬遼太郎が映像化を拒み続けてきた。氏の没後数年たってそれが映像化されてしまった。それがなぜなのかを知りたくて読んだ本。なのだが、内容的には思想的に戦争反対を唱えているだけのようにも見える。ちょっと批評の視点が違うんじゃないの?。「坂の上の雲」は「小説」なのだから。

著者プロフィール

1929年、大阪府に生まれる。日本近代史、特に近代の日朝関係の歴史を主に研究。奈良女子大学名誉教授。
主な著書に『日清戦争の研究』(青木書店)、『近代日本と朝鮮』(三省堂)、『蹇蹇録の世界』(みすず書房)、『近代日本の朝鮮認識』(研文出版)、『歴史の偽造をただす』『歴史家の仕事』『これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史』『現代日本の歴史認識』『司馬遼太郎の歴史観』『歴史家 山辺健太郎と現代』(以上、高文研)など。
共著書に『NHKドラマ「坂の上の雲」の歴史認識を問う』『東学農民戦争と日本』(以上、高文研)がある。

「2022年 『増補改訂版 これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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