第五版 観光コースでない沖縄

  • 高文研
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874988459

作品紹介・あらすじ

今も残る戦跡や碑石をたどり、広大な軍事基地を歩き、変わり行く産業や自然、離島を含め、今日の沖縄の姿を豊富な写真と共に伝える。

1983年の初版発行から40年、永きにわたり読み継がれてきた『観光コースでない沖縄』の4度目の改訂版です。今回も沖縄在住の最良で第一線の執筆者が、日本復帰50年を経てもなお、激しく揺れ動く「今日の沖縄」の素顔を伝え、沖縄の歴史と現在を考えます。沖縄からは日本がよく見えます。沖縄をぬきにして、「日本」は見えてきません。したがって本書は、沖縄から「日本」へのメッセージであり、沖縄の現実にどう向き合えばいいのかの問いかけでもあります。

感想・レビュー・書評

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  • <書評>『観光コースでない沖縄 第5版』 自分の目で見て考えて - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト(2023年4月23日)
    https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1698983.html

    [話題本題]「観光コースでない沖縄」第5版 新崎盛暉ほか著 負担強いる日本を問う | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス(2023年5月8日)
    https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1147257

    株式会社 高文研
    https://www.koubunken.co.jp/book/b621383.html

  • 沖縄を初訪問するにあたり購入。
    タイトルから「大衆的な観光コースではない沖縄の歩き方」をガイドマップ的に紹介する本かと思い込んでいたが、そういうわけではなく、各カテゴリに関する史実・論説が展開される本だった。
    「日本軍が(沖縄に対して)どれだけひどいことをしたか」「日本政府が基地をいかに沖縄に押し付けてきたか」といった、世間で積極的に発信されていない内容に踏み込んだものとなっており、知見を広げることができた。

  • うーん、沖縄は深い

  • すべての沖縄観光旅行者に、読んでから旅立ってほしいと思う。

    沖縄を切り捨てることは、国民の命を切り捨てた大日本帝国の再来を意味するし、現実に、差し迫っている。

  • 290/Ka56//K:東2法経図・6F開架

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著者プロフィール

1962年生まれ。沖縄タイムス記者・沖縄大学地域研究所特別研究員

「2021年 『戦後沖縄と復興の「異音」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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