幻想文学館 (2)

制作 : 江河 徹 

• くもん出版 (1989年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kairiellyさんの感想 · 2012年10月18日]

沖の娘／シェペルヴィエル
銅版画／ジェイムズ
魔術／芥川龍之介
夢の子ども／ラム
開いている窓／サキ
夢十夜／夏目漱石
消えたオノレ・シュブラック／アポリネール
ブライトン街道にて／ミドルトン
アウル・クリーク鉄道橋のできごと／ビアス
人面の大岩／ホーソーン
信号係／ディケンズ

挿絵／ひらいたかこ

18世紀から20世紀にかけて集められた幻想的な短編集。
第2巻は「なぞめいた不思議な話」。
シリーズの中で一番のお気に入り。
幻想的で不思議なお話ばかり。見慣れているけど明らかに違う世界の森に入り込んだような感覚。
不思議な展開と、はっとさせられる結末は、ミステリー小説にも近い感じがします。
ひらいたかこさんの挿絵も素晴らしいです。

[erinajiさんの感想 · 2012年2月5日]

なじ■
世界中の不思議なお話を集めたアンソロジー。
ええっ一冊でこんなに面白いもん読めて良いんですか!!?
と思うぐらい全部面白くてお得感たっぷりでした！
挿絵も雰囲気抜群で素晴らしいです。
『人面の大岩』には魂を洗われる心地になりました


収録話：
沖の娘（シュペルヴィエル）
銅版画（ジェイムズ）
魔術（芥川龍之介）
夢の子ども（ラム）
開いている窓（サキ）
夢十夜（夏目漱石）
消えたオノレ・シュブラック（アポリネール）
ブライトン街道にて（ミドルトン）
アウル・クリーク鉄道橋のできごと（ピアス）
人面の大岩（ホーソーン）
信号係（ディケンズ）