- Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875767039
感想・レビュー・書評
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山奥のレストランで起こる奇怪なストーリーの表題作他,「気のいい火山弾」「狼森と笊森,盗森」「鹿踊りのはじまり」を収録。 (日本児童図書出版協会)
『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:
テーマ:「扉をあけると」 対象:中学生 太田敬子さん p.44~
ブックトーク紹介:
・見るなと言われた12番目のくらの戸をあけてしまう。日本昔話『みるなのくら』
・「どなたもどうかおはいりください。決してごえんりょはありません」と扉にかかれていたらあなたならどうする?」宮沢賢治『注文の多い料理店』
・あけたのはいいけれど、でられない!『アリ・ババと四十人の盗賊』
・中には金銀財宝や貴重な資料があるにちがいない。吉村作治『ピラミッドの謎』
「著者は者今も新しい遺跡の発掘に力を入れておられます。興味のある人はインターネットで調べると現在のエジプトの発掘状況などを調べることが出来ます」
・扉を開けて本当に金銀財宝を見つけたのは『ツタンカーメン王の秘密』の作者ハワード・カーター。吉村教授がエジプトの興味をもったのも、少年時代にカーターの発掘記を読んだから。「カーターはツタンカーメン王の墓を発見するまでに15年もかかり、数々の困難にあいながらも1925年ついに発掘に成功します彼は、扉を開ける瞬間の様子をこうかいています(p.74~76を読んで紹介)。」
・自分の家の玄関をあけると、自分そっくりの人物が立っていた!?『プリンセス・プロジェクト』
・自分の意志とは金木なく、扉が閉まって生活環境が変わってしまう子もいる。『バドの扉がひらくとき』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012.6.6 5-3
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ちょっとした、ロードムービィも感じる。ホーラちっく満点のダーク宮沢賢治劇場。
一番好きかもしれない、彼の作品の中で。
でも俺ぁ行きたくないね、こんな三つ星レストラン。