みみずのかんたろう

著者 : 田島征彦

• くもん出版 (1992年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2024年1月15日]

「糸のような雨のなかを、やまみみずのかんたろうは「あのこ」に会いにいく。
山のなかは楽しい。それは、いろんな生きものが、それぞれちがった姿で、いろんなことをしているから。竹ですいた紙を型染めで染めた美しい絵本。」

「みんながそれぞれ、ちがったすがたで、いろんなことをするから、やまのなかがたのしいのさ。」

この言葉、とてもよかった。

・・しかし全体的に絵が見にくい、かんたろうどこにいるの。メッセージ性も多くてちょっとまとまりがない、伝わりにくい。
「話がわかりにくい」という印象。

著者プロフィール

1940年大阪府堺市生まれ。「じごくのそうべえ」で第１回絵本にっぽん賞、「ふしぎなともだち」で第20回日本絵本賞大賞受賞。ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌、小学館絵画賞、ライプチヒ国際図書デザイン展銀賞受賞。他に「そうべえごくらくへゆく」「そうべえまっくろけのけ」（以上童心社刊）『のら犬ボン』（くもん出版）などがある 。

「2020年 『せきれい丸』 で使われていた紹介文から引用しています。」