宇宙には意志がある: ついに現代物理学は、ここまで解明した (クレスト選書)
- クレスト新社 (1995年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877125028
作品紹介・あらすじ
量子力学が突きとめた「生命誕生」の謎。
感想・レビュー・書評
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一言で言えば、「人間原理」の再定義。
明らかに、宇宙(絶対神)には意志がある。
自らが何者であるか、知りたがっている。
全てのエネルギー、波動、生物を通して。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宇宙には意志がある 桜井邦明 クレスト社
宇宙の無限性を考えた場合
宇宙や生命に対する確かな答えを臨むことはできない
絵に描いたこの世の摩擦を体験することで
どこまでも絶対を目指して追求していくだけだ
物にこだわる物理学や哲学
あるいは
神にすがる宗教では迷路に入り込んでしまう
先へ進むには
物的知識をベースにした生命体によって
意識環境へと橋を架ける必要があるだろう
絶対なる神といえども自らを知るには
己を映し出す鏡として宇宙や人間を必要とするわけだし
その鏡も反転した一つの虚像でしかなく
すべてを意味しているわけでもないわけだ -
著者:桜井邦明
かなり過激な題名。
これは教習にいってたころ、
教習所に向かうバスの中で読んでた。
自分はいままで、
進化に関してはダーウィンを厚く信じてきた。
けどこの本を読んで、
少なくともこれを読んでた頃は、
人間原理を信じきっていた。
でも今ふと思い返すと、
やっぱり、偶然性の海の中の、
一つの泡に過ぎないのではないかと思う。
暇になったら再び読みたいものだ。