- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877285203
感想・レビュー・書評
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主人公の女の子「サキ」は、いつも空を飛ぶ夢を見る。
恋人だったトモヤが自殺してしまったサキは、本当のトモヤの心――自殺した理由をsだがして彷徨う。
そして、そんな時にトモヤそっくりなユウキという男の子に出逢う。
サキの見る夢に出てくる男の子とはトモヤじゃなく、ユウキなのか?
そんな話。
でもさ、この話、終わり方がものすごく中途半端なんだ……頼むから続きを書いてくれよ……って思うんだけど……。
きっと続きなんてないんだよね……(苦笑)
まぁ、いいんだけどさ……。
すっごい、すっごい、思い入れ強くなっちゃったからどうしようもなく切ない。
あぁ、びっくりした。
久々に読むと、ラスト忘れてるからいろいろビックリ(爆)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結局殺すのかよ、っていう微妙な終わり方。
主人公は実在するらしいが、著者本人ではないので内容はノンフィクションとフィクションが混ざり合っているのだろう。
著者の名が実名だったら、きっと主人公から連絡が来るだろう。
著者は、実体験や周りの人間の話ばかりを物語にしているのだろうか。
恋人のトモヤが死んだ。トモヤの友人ミズホは医学生でレイプ好きだが同性愛者。トモヤの恋人であるサキはキシワダタカシという男の愛人に。日記風のメールを送り続ける。サキはあるゲームをしている。優しい妻とかわいい子供がいる恵まれた家庭を持ち、それを平気で裏切りながら、決して自分を汚れているとは思わない男をずたずたにするというゲーム。トモヤに良く似たユウキが現れるが、次第に惹かれあうユウキとサキを良く思わないミズホが行動を開始。この著者は自分の体験みたいなものを書くことが多いらしい。サキというのは友達らしい。 -
突然の自殺で
恋人トモヤを失ったサキ
サキは
トモヤのほんとうの心を探し
日々を過ごしていた
そんな時、トモヤの生き写しのような
ユウキと出逢う.
最後の終わり方の捉え方は
人によって違うと思います. -
読んでるとどっかにトリップしてまいそうな一冊。
みんなの激情。
ぶつかり合って傷つけあって結局は人はヒトリ -
同性愛者に追いかけられるのがこんな怖いとは。そんだけのお話。
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自殺によって恋人トモヤを失った女子高生サキが、トモヤに生き写しのようなユウキと出会った。彼は一体・・・? ちょっとXファイルみたいな部分が好き。
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若かりし日に読んだ時の衝撃。
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ありがちな設定ではあるけど、文の書き方が面白いから形に成ってました。
サキが送るメールの内容も面白い。 -
なんか・・・エロさ・グロさ・退廃具合を全面に押し出した感じ。救いようがない。
桜井亜美って読んだ本全部こんなイメージなんだよなぁ -
死んでいった恋人の思い出に真正面からぶつかる主人公の強さが逆にせつない。
内容が重いわりには簡単に描きすぎている部分はあるが、だからこそ読みやすい。