アジアの弟子 (幻冬舎文庫 し 6-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877287122

感想・レビュー・書評

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  • タイではゆるやかな時間が流れていきます・・・。
    その日暮らしをするタイ人とその街が書かれています。
    勿論それは日本では通用しないのですが。

  • 新聞社を辞めて旅に出た27歳のときの心情やバンコク語学留学中の想いなど、下川裕治が自らの旅の原点、旅と自分との関わりを初めて記した秀作です。著者の他の著作とは一味違い、自分の内面を出していく語り口が鮮やか。旅行記というよりは、アジアという愛する場所との交友録といった趣です。

    「人が好むと好まざるとにかかわらず、自分ではどうしようもない吸引力でだれかに恋をするように、場所に恋してしまうこともある、とつねづね私は思っている」から始まる角田光代の解説も必見です。

  • 私のなかでインドといえば蔵前仁一さん、タイといえばこの下川裕治さん。 大学を卒業して、新聞社に勤めるが、27歳の時、仕事を辞めて旅に出る。 帰国して、いつのまにか再び日本の歯車に巻き込まれ、フリーライターに。 その後も時間を調整しては、アジアに向かう。彼の旅と人生のお話。 何冊か、彼の本を読みましたが、この本は彼の旅の原点のように感じました。

  • 読み易くて好きです。アジア旅行に惹かれる日本の若者のための本です。

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著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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