史上最強の人生戦略マニュアル

  • きこ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877712396

感想・レビュー・書評

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  • ●”楽観主義者”でもなく、”悲観主義者”でもなく、”現実主義者”になれ BYフィリップマグロー
    ●どんなに不幸だと思える事があっても、現実に起こっている事を一切否定しない。
    →まずは、”ものがわかっているかいないか”からはじめる。
    →どんな時もまずは自分を理解する。
    →何が相手を動かしているか理解する。
    →適切な情報を集める。
    →自分自身をしっかりとコントロールする。
    ●認知行動療法(心理学や行動学の中での概念)
    行動のなかで問題が生じた時、まずは事前に私たちがもっている誤った認識や行動を阻害する要因になっている課程についてそれを理解させる。
    →行動の変化を通じて問題に対して適応的に行動させるよう促すことにより、問題解決を促進する手法。
    ●心の奥では問題とわかっていながら認めていない、あるいはとにかく辛すぎて避けていることは何か?
    →おそらくそれらは全てある程度は自分自身の態度が原因のはず。
    ●意思ではなく、結果に焦点をあわせる。
    ●人生をコントロール出来ない病の一つ
    罪悪感や不満、憂鬱をいつまでも引きずっている。
    ●正しいかどうかでなく、うまくいっているかどうか。
    今のやり方でうまくいかないなら違う方法をとる。
    ●どんな時でも自分以外の人間を相手にしなくてはならない。
    ●人間に絡んだ戦略の場合、しなければならないことが最低2つある
    ①向こうの抵抗や言い訳に負けないこと。
    ②自分の世界観を受け入れさせること。
    ●他人を理解するための8つのリスト
    ①自分の人生で何を一番大事にしているのか?
    ②人生はどういうもので、どうあるべきだと期待し、そして信じているのか?
    ③何に反発を抱き、どんな傾向(恐怖・偏見・先入観)があるのか?
    ④どんな姿勢やアプローチ、あるいは哲学を拒絶、もしくは認める傾向が強いのか?
    ⑤ある人物が基本的にいい人で信用できると結論を下す為に相手からどんな言葉を聞く必要があるのか?
    ⑥どういった事を適切と見なすのか?
    ⑦自分のことをどのように思っているのか?
    ⑧人生に一番望んでいるものは何か?
    ●万人に共通する10のリスト
    ①全ての人が一番恐れるのは”拒絶”である。
    ②全ての人が一番必要としているのは”受け入れられる”ことである。
    ③人を動かすためには相手の自尊心を傷つけない、もしくはくすぐるようなやり方をとらなければならない。
    ④人は皆、例外なしに、どんな状況にさしかかっても”自分はどうなるのだろう?”という不安をある程度は抱く。
    ⑤人は皆、例外なしに、自分にとって個人的に大事な事を話したがる。
    ⑥人は、自分が理解できる事だけに耳を傾け、自分の中に取り入れる。
    ⑦人は自分に好意をもっている人を好み、信じて頼る。
    ⑧人はしばしばはっきりとした理由もなく行動する。
    ⑨上流階級の人の中にも、料簡の狭いつまらない人間がいる。
    ⑩全ての人に例外なしに”外面”がある。あなたはその仮面の向こうにあるものを見なくてはならない。
    ●他人が何故そんな事をするのか?しないのか?その理由を理解すれば、不意打ちを食らうことは無くなる。
    ●人生の責任は自分にある
    ・もし責任を認めなければ、自分が抱えているあらゆる問題に対して、間違った診断を下してしまう。
    →間違った判断を下すと処置を誤る。
    →処置を誤れば状況は改善しない。
    ●たとえ自分が正しくて相手が間違っているとしても、あなたの問題は解消しない。
    ●誰かのせいにするのをやめる。
    →原因は自分にある。
    ●責任とは?
    ①重荷になる。
    ②選ぶことが出来る。
    ●行動・考えを選ぶとき、あなたは結果も選んでいる。
    ●返報の法則
    与えたものが返ってくるということ。
    ●人生の中で得ている見返りによって自分の行動を形成している。
    →見返りを見つけてコントロールする・
    →自他の行動をコントロールする事が出来る。
    ●人生修復できないほどひどくはないし、手遅れということもない。だが、修復が必要なものについては、正直になることが必要。
    ●問題が何か?を明らかにすれば半分解決したようなもの
    ●自分が認めていないものは変えられない。
    ★人生は行動に報いる。
    ・行動は、人々があなたという人間を知る唯一の判断材料。
    ・人々は、あなたの意思に感心はない。人々が興味を持っているのは、あなたの行動である。
    ●勝つ人は、目的と意味のある行動をとる。彼らは、考えるだけでは終わらない。
    ●私が失敗するとすれば、それは問題にぶつかってあきらめた場合だけだ。
    ★事実なんてない。あるのは認識だけ。
    ●人生は管理するもの。癒すものではない。
    →流れに身をまかせて生きるのをやめ、計画的に生きること。
    ●自分がもっていないものは与える事が出来ない。
    ●人生をよりよくするために、今日は何をしたらいいか、を考える。
    ★許しには力がある。
    →人を許すことで自分も解放される。
    ●自分が求めているものを知り、要求する。
    →欲しいものがわからなければ、チャンスはつかめない。
    ●問題を紙に書き留めずに、ただ頭の中で考えているだけではうまくいかない。
    →書き留めると自己評価に大切な客観性がプラスされる。
    →距離をおいて客観的に評価することが可能となる。
    ●充分に計画された戦略をもつ大きなメリットとは?
    →意思の力にむやみに頼るという過ちを犯さずにすむといいうこと。
    ●やる気の出ないときにも確実に前進するには?
    →やる気がわかないときでも努力を続けられる堅実な戦略をたてるしかない。
    →その時必要なのが、”環境”・”予定”・責任”
    ●成功例を徹底的に研究する。
    →成功とは、正しい態度や行動を選び、正しい結果をうみだす事。
    →それを研究することにより、有効な選択を繰り返す見込みが高くなるからである。
    ●成功者がもっている10の要素
    ①ビジョン
    ・自分が何を望んでいるか知る事が大事
    ②戦略
    ・具体的なもの
    ・期限が定めてある
    ・成功までの課程のイメージがある
    ・いつ、どんな行動を、どの順番でとる必要があるか知っている。
    ③情熱
    ・情熱は伝染しやすい。
    →周囲を巻き込む。
    ④真実
    ・自他に対して、事実をありのままに語る。
    ・人の意見を聞く際にもむきになったりせず、どんな情報にも何らかの価値を見いだせる。
    ・自分がどういう人間か知っており、それをふまえて生きている。
    ・”どこが最低ラインかわかれば、私はそれに対応出来る。それがわからなければ、問題について計画をたてられない”というスタンス。
    ⑤柔軟性
    ・人生は成功ばかりではない事を理解している。
    ・見かけや自我、意思といったものでなく、結果に基づいて自分自身を評価し、自分が間違っていたら喜んで修正したり、はじめからやり直したりする。
    ⑥リスク
    ・リスクを冒すのを厭わない。
    ・安全地帯からでてきて新しい事に挑戦する。
    ⑦人の輪
    ・一匹狼ではない。自分の成功を願っている人に囲まれて成功することを理解している。
    ・受け取るばかりでなく、自分も相手に与える事によって、こうした輪をつくる。
    ・他の人のまわりにできた輪にも加わる。
    ⑧行動
    ・有意義で目的に沿った方向性がある行動をとる。
    ・一度試みて失敗してもくじけない。何度でも挑戦する。
    ⑨優先順位
    ・自分の課題をランク付けして管理している。
    ・優先順位を決めてそれに従って生きている。
    ⑩自己管理
    ・意識的に、そしてあからさまに、一人の人間として自分のことに気を配る。

  • 読み応えのある本である。

  • 本来とても自然なことなんだけど、 指摘されるまで自覚していないことが多数。 とても前向きに思考するための考え方ですね。 タイトルはネタっぽいけど、かなりの良書。 自分を形成しているのは、過去の自分の選択の積重ね。 ある事象がどんなことに起因していても、 とらえ方は自分次第でその後のアクションの仕方も 自分の選択次第でネガにもポジにもなりえる。 どの程度までこの思考方法ができるかによって、 人生のスタンスが変わってきそうな。 どんなポジションにいる人にもあてはめられるので 人生の基本なんだろーなーと思った。

  • 今名前を出せば本が売れる
    勝間和代さんの訳した人生本。
    なぜ私はいま人生や仕事で不遇なのか。
    その原因は自分の態度にあると語る本。

    エッセンスを紹介。

    ①すべての人がいちばん恐れるのは、「拒絶される」ことである。
    ②すべての人がいちばん必要としているのは。「受け入れられる」ことである。
    ③人を動かすには、相手の自尊心を傷つけない、もしくはくすぐるようなやり方をとらなければならない。
    ④人は皆-例外なしに-どんな状況にさしかかっても、「自分はどうなるのだろう?」という不安を、少なくともある程度は抱く。
    ⑤人は皆-例外なしに-自分にとって個人的に大事なことを話したがる。
    ⑥人は、自分が理解できることだけに耳を傾け、自分の中に取り入れる。
    ⑦人は、自分に好意を持っている人を好み、信じて頼る。
    ⑧人はしばしば、はっきりした理由もなく行動する。
    ⑨上流階級の人の中にも、料簡の狭いつまらない人間がいる。
    ⑩すべての人にはー例外なしにー「外面」がある。あなたは、その仮面の向こうにあるものを見なくてはならない。

    なぜ私は自分にこんな仕打ちをするのか? 違う結果を引き出すためには、私はどんな考えや態度、選択を変えればいいのか?

    あなたは今の人生、今抱いている感情、その感情に対する反応に責任がある。

    あなたは、人生の中で得ている見返りによって、自分の行動を形成している。見返りを見つけてコントロールしよう。そうすれば、自分自身の行動だろうと他の人の行動だろうとコントロールすることができる。

    偶然の出来事など存在しないのだ。あなたは、選択や行動によって自分自身の経験をつくりだしているのである。

    違うことを「する」ようになるまで、人生は何も変わらないだろう。あなたがたぶん、自分に問いかけなければいけない質問は、「今しないなら、いつするのか?」という質問だろう。

    現実なんてない。あるのは認識だけだ。

    あなたが管理している人生は、あなた自身のものだ。あなたが管理している人生の感情面、社会面、精神面、身体面--これらはすべてあなた自身のものだ。目的を持って管理しよう。知識を持って管理しよう。どんな選択をするかで、あなたの心の状態が決まる。目的と知識を持って選択すれば、あなたは望むものを手に入れられるだろう。

    自分に対して罪を犯した人間が、あなたにそうした役割を押しつけるのを許せば、あなたの負けだ。そのことをわかってほしい。彼らのせいで、憎しみや怒り、憤りを抱くようになれば、あなたの負けなのだ。

  • 7つの習慣からミッション部分をクローズアップした感じ。ワークブックなので書いたり行動することが最も重要である。

  • 良いことは書いてあるのでしょうが何分にも訳文が最悪。ここまでひどいのはみたことない…直訳の方がまだましかも…原典にあたるべき。Amazonで探す…

  • 現実主義の本。現実から目をそらさず戦うことを教えてくれる本。

  • 一見分厚いし、なんだか人生の頂点を目指すような人が読むような自己啓発本かと思いきや、変わりい、レベルアップさせたいと普通に思ってる人なら誰にもあてはまる本です。
    考え方モノの見方が少し変わるかも♪

  • 現状は水が上から下に流れるように当然の帰結だから、すべては自分の責任。どう対応するかを選択できるのは自分。人生は自分でコントロールしなければならない。極端な事例が多かったが気づくことが大事だなと思った。

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