国際機構論[総合編]

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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877912710

作品紹介・あらすじ

国際機構の多様性と多面性を知る「総合編」、「活動編」、「資料編」の3冊本の第1弾。「総合編」としての本書は、歴史的形成と発展、国際機構と国家の関係、国際機構の内部構成、国際機構の使命など第一線で活躍している専門家が詳説。

感想・レビュー・書評

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  • 集団安全保障とは、各国が個別に仮想敵国を想定し、自国を防衛するための軍事力を維持することで空いての攻撃を抑止しようとするのではなく、多くの国が集まって国際的な枠組みを作り、その中で、いずれかの国が他の国に対して違法な攻撃を加えた場合、その枠組みに参加しているすべての国が、違法な攻撃を行った国に対して制裁を加えるというのが基本的な仕組みである。つまり、他国に対して違法な武力行使を行おうとする国は、理論的には他の全ての国を敵に回すことになり、結果として武力行使を控えるようになることが期待できる仕組みとなっている。もし、世界中の全ての国が参加する集団安全保障の枠組みを作ることができれば、違法な武力行使を行う国は、事実上自国を除く全ての国を敵に回すことになり、大国といえども容易には武力行使ができない状況を創り出せると考えられた。

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