道州制で日はまた昇るか: 地方分権から市民主権へ

制作 : 道州制.com 
  • 現代人文社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877983260

作品紹介・あらすじ

道州制は数ある政治改革のひとつ。でも実は、私たちにとって、最も重大な改革。道州制がうまくいけば、住みたい社会、生きたい生き方、元気な日本が実現する。でも道州制がうまくいかなければ…?普通の市民である私たちから、普通の市民であるあなたへ、これだけは伝えたい。日本を10前後の「道州」に再編する制度が国会や地方自治体で議論されているけれど、私たちの生活をよくするという視点に欠けていないか?市民の視点から道州制を提案。

感想・レビュー・書評

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  • 道州制の概要がよくわかった。
    「道州制とは」を知りたい人にはおすすめしたい一冊。

  • 市民にとって道州制がどういう意味を持つかという話。大前研一氏の私塾?の出身者の人たちがまとめた本。ちょっと古い本ではあるけど、この国のかたちを自分の身に引き寄せてイメージすることが大事なんだと思った。と同時にこの数年間、制度改革という意味ではほとんど進展がなかったのだということもわかる。

  • 補助金 交付金に頼らない地方分権ができれば、税金が本当の意味で無駄なく地方の為に使われ日本全体がよくなるという考え方。全ての地域が同じではないから中央集権にはそぐわなくなってきていることはよくわかる。高度経済成長期までは中央集権でうまく機能してきたが、今は違うこともよくわかる。しかし道州制ができたとしても東京を含む関東道は大きすぎる気がする。道州間の格差が生活の質の差につながるようでは不公平な気がする。書かれているように地方には都会にない自然があり、そういう中で生活する事に意義を感じる人はそれでいいかもしれないが、都会と同じ快適な生活を求める人には道州制はなじまないのではないだろうか?そういう人は関東道に転居し生活するのだろうか、そうすれば、益々所得の多い人が都会に集まり、地域格差が広がるのではないだろうか。格差是正システムも考えられているようだが、うまく機能するだろうか?関東道や関西道は世界のボーダレスなグローバル経済圏と戦うには十分な実力をもっているかもしれない。他の地域はどうだろう。

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