緊急事態条項で暮らし・社会はどうなるか: 「お試し改憲」を許すな

著者 : 清末愛砂 飯島滋明 石川裕一郎 榎澤幸広

制作 : 清末 愛砂  飯島 滋明  石川 裕一郎  榎澤 幸広 

• 現代人文社 (2017年5月20日発売)

作品紹介・あらすじ

戦争、内乱、テロ、大規模自然災害などの「いざという時」に、国民の生命を守るために一時的に憲法を停止できるのが緊急事態条項だ。安倍首相は憲法９条の改正のハードルが高いと見て、緊急事態条項の「加憲」からはじめようとしている。しかし、憲法に緊急事態条項は、本当に必要なのか。緊急事態が発令された場合、食料、集会・デモ、ネット、学校、国会、裁判所など、市民の暮らしや社会はどうなるか。諸外国の法制・事例も紹介し、緊急事態条項の正確な理解を助ける。
　　　
【執筆者】飯島滋明、池田賢太、石川裕一郎、奥田喜道、小田博志、榎澤幸広、川眞田嘉壽子、清末愛砂、佐伯奈津子、清水雅彦、髙良沙哉、徃住嘉文、永井幸寿、馬場里美、前田朗、松原幸恵、松村芳明、安原陽平、吉田達矢、李京柱、渡邊弘

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2023年1月8日]

【献本御礼】清末愛砂、飯島滋明、石川裕一郎、榎澤幸広編著『緊急事態条項で暮らし・社会はどうなるか ―「お試し改憲」を許すな』（現代人文社） | IWJブックレビュー 【書籍紹介・書評コーナー】(2017/08/13)
https://iwj.co.jp/feature/book/archives/2497

緊急事態宣言下の憲法記念日 NHK解説委員室(2020/05/01)
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/428714.html

緊急事態条項で暮らし・社会はどうなるか - 現代人文社
http://www.genjin.jp/smp/book/b286567.html

[室蘭工業大学附属図書館「みんなのおすすめ本」さんの感想 · 2018年11月20日]

【2018年度「教職員から本学学生に推薦する図書」による紹介】
清末　愛砂　先生の推薦図書です。

＜推薦理由＞
憲法学では「国家緊急権」と呼ばれる緊急事態条項。長年にわたり憲法改正の対象の一つとされてきました。そもそも緊急事態条項とはなにか、緊急事態条項が憲法に新設されたら、どのようなことが起こりうるかについて多面的に描いたこの本を読めば、緊急事態条項の意味がわかるはずです！

図書館の所蔵状況はこちらから確認できます！
http://mcatalog.lib.muroran-it.ac.jp/webopac/TW00361194

著者プロフィール

室蘭工業大学大学院工学研究科教授

「2023年 『憲法研究　第12号』 で使われていた紹介文から引用しています。」