夜間飛行: Moon sherbet

著者 :
  • 作品社
3.79
  • (43)
  • (23)
  • (62)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 251
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878931659

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 繰り返し読むごとに、作中の食べもの飲みものがおいしい。
    目に浮かぶホテルの清潔な華美、めくるめく庭園の日差し。
    とても心地のよい長野作品。

  •  
    ◆◇◆outline◆◇◆
    月はもう沈み、夜空には満天の星が燦めき
    海には星の光が静かに映っていたのだけれど、突然ぼくたちの眼の前で
    海面がせり上がり、檸檬色の潜水艇が現れた。
    ぼくたちはそれに乗り込んだが、これはほんとうは何なんだろう。
    燦めく宙空に紡がれるスペース・ファンタジィの傑作。

  • 寝る前に読みたい本。
    ハードカバー版は大好きな芸術家、ジョセフ・コーネルの写真やポール・デルヴォーの絵画、アーサー・トレスのコラージュ作品が挿絵に使われていて、文字の印刷具合から何から、全てが好みな一冊。

  • ぜひ、ハードカバーの夜間飛行を探してください。

  • この本で箱物に開眼(というほどでもないが)確か長野まゆみ作品では最後の活版印刷でしたっけ?字に味わいがあります。

  • 私はこの作品でジョセフ・コーネルを知りました。本文の印刷も素敵でお気に入り。

著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長野まゆみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×