真説・信長十二人衆 (八切意外史 4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878934902

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  • 2002年7月30日、初、並、帯無
    2014年12月16日、松阪BF

  • 著者である八切さんの視点により、今までの俗説とは異なった織田信長家臣団が描かれています。

    ①木下藤吉郎(豊臣秀吉)
    ②前田犬千代(前田利家)
    ③毛利新助
    ④丹羽長秀
    ⑤蜂屋頼隆
    ⑥河尻与平(河尻秀隆)
    ⑦滝川一益
    ⑧蜂須賀小六
    ⑨明智光秀
    ⑩柴田勝家
    ⑪斉藤内蔵助(斎藤利三)
    ⑫森乱丸

    そして、最後の本能寺の変に突入していくのですが、八切さんは明智光秀が謀反した張本人という捕らえ方をしておらず、それにそった話の流れになっています。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-a09f.html

  • 信長の本能寺の変までの間を、家臣団の側から書いた小説です。十二人それぞれが、今までの定説を覆すような内容で、読み応えのあるものです。特に本能寺の変に近づくほど著者らしさがあらわれていて面白いです。

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著者プロフィール

歴史小説家。1914‐1987年。名古屋市生まれ。1939年頃から「新青年」などに冒険小説や推理小説を書き始める。1964年「寸法武者」が第3回小説現代新人賞を受賞。1960年代後半から、歴史小説家として本格的な文筆生活に入る。以後、「八切史観」とよばれる独自の歴史観に基づく膨大な作品を発表。本書の「織田信長を殺したのは光秀ではない」をはじめ、「上杉謙信は女だった」「徳川家康は二人いた」など、従来の「歴史学」では考え得ない大胆な異説の数々は多くの読者を驚かせた。

「2022年 『異端戦国史の最高傑作・完全復刻! 信長殺し、光秀ではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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