ミラノの犬、バルセロ-ナの猫

著者 :
  • 作品社
3.40
  • (1)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878936272

作品紹介・あらすじ

旅行に行くと、不思議な、楽しい気持ちになります。新しい経験に緊張したり、日常を離れてリラックスしたり。わくわくしたり、不意に寂しくなったり。この本には、そんな旅行中のような、不思議な楽しい気持ちがたくさん閉じこめてあると著者はいいます。現実の旅に出かけなくても、いつも名刺に"旅行中"と書いていたホーリー・ゴーライトリーのように、たとえば外国のカフェやバーに座っている時の、あの幸福な気持ちが、ページを開くと甦る…。ひとりの時間も悪くない、いや、むしろ充実した貴重な時間かも知れない。そんな気さえちょっとする、魔法の1冊です。

著者プロフィール

平中悠一(ひらなか・ゆういち)
1965年生。17歳で書いた『She's Rain』で1984年度文藝賞受賞、長編小説3冊ほか単著13冊刊行。2005年渡仏、パリ大学修士課程修了後、パトリック・モディアノ(2014年ノーベル文学賞)作品等の翻訳や学術論文の発表も開始。専門は物語理論。東京大学大学院博士課程修了。

「2024年 『「細雪」の詩学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平中悠一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×