仁義なき嫁 (ラルーナ文庫)

著者 : 高月紅葉

• 三交社 (2018年5月21日発売)

感想・レビュー・書評

[YUKIさんの感想 · 2021年7月2日]

長いシリーズの1巻です。
893モノ。政略結婚での嫁入り話。
受けが美人で凶暴で意地っ張りで可愛い。
百戦錬磨の色事師周平と天然魔性の佐和紀がお互い振り回し振り回される話。

[shirotae16さんの感想 · 2018年7月14日]

想像とかなり違った。極道の男に嫁いだチンピラが、組の中で姐さんとして存在感を増し、攻だけではなく周囲を魅了していく話だと思っていた。だけど、ある理由から男なのに極道の嫁になった受が、結婚相手を好きになり一巻まるごとグルグルと悩む話でした。受はケンカの強い美人さんなので、周囲はいつの間にか魅了されていたけど、やっていたことは八つ当たりだったので、そんなに魅力的に思えなかった。まあでも、誰からも思われる強くて美しい受が、カッコイイ攻をも惹きつけ愛される、ある意味ＢＬチートな話を好む層にはいいのかと。

[henoheno893さんの感想 · 2018年6月6日]

原点に戻りました文庫版！ペーパーもついてたし、書き下ろしに本の大きさがそろうのもうれしいな。改めて読むと周平さん思っていた以上に早いタイミングから佐和紀にメロメロ。佐和紀もなんだか初々しくて…いい。そしてやっぱり周平さんのお迎え回がすごく好き。長屋の人達や隣のおばちゃん込みで好きなところです。おもしろかった！